この一年あまり
とある協議会の
1オブザーバーとして
新宿にある都庁で
会議に参加させていただいております。
なんて書くとカッコいいですが
とある問題を
都と学校と保護者
みんなで話し合って解決していこうって
事なのです。
識者の面々にも加わっていただき
子供達の豊かな未来に繋がる
大きな大きなプロジェクトの核を作り上げています
その中心で
都と私達の間を調整し
関係各部と連絡を取り合いながら
問題解決に向けて
大きな役割を担っていただいているのが
O課長を始めとする都の職員さん方なのです。
公務員でありながら
熱意と行動力は桁違いで
都さえも動かしてしまうほどなのです。
会議は平日の19時スタートだったり
土日の16時スタートだったりします。
私たちメンバーの力になってくださっている
都庁の職員さん方は
通常の業務をこなした後
残業で、会議を主催してくださるのです。
それも議論が終わらなければ
21時を回ることもザラです。
定時を回ると都庁の電気は消えます。
"残業を終えて帰りなさい"
という合図なのだと思います。
強制終了の消灯です。
消えるたびに職員の方が
『申し訳ありません。気にしないで続けて下さい』
と仰いながら
つけ直して、会議を続けるのですが
また15分経つと消えるのです。
つけて、消えてを繰り返し
会議は続きます。
問題点を話し合う会議だけでなく
報告会の時もあります。
報告会と言うことは、
前回話し合った内容を元に
次回の報告会までに
精査し、検証し、
型に落とし込んでいく作業があるわけで。
それは、私達には見えない部分です。
見えない作業ですが
見えないところで時間をかけて
どれだけ心を配り、手を掛け、足を動かして
先へと推し進めて下さったのかは
丁寧で多岐にわたる報告を聞けば分かります。
関わってくださる都の職員の方々の中には
女性もいらっしゃいますし
家庭を持たれているであろう年齢の方々です。
仕事とはいえ
遅くから、土日まで付き合って下さっています。
きっと、お子さんが誕生日の時も
幼稚園や学校の行事と重なることも
あったと思います。
長い時間を掛けて
話し合ってきた問題は、過去において
対応する都の職員の方々も入れ替わりながら
引き継ぎばかりで
長く解決には至らなかったのです。
そんな引き継がれてきた解決困難な問題を
なんとか自分の代で解決したい!
少しでも先に進めたい!
なんとしてでも解決したい!
と言う強い決意のもとで
解決のために動いて下さっています。
骨身を削って
プライベートを削って
都民のために、子供達のために
まさに日本中を奔走してくださっているのです。
そのうち、日本からも飛び出して行きそうな
勢いです。
お役所仕事。
とか
役所の人間は。
とか
世間では色々言われがちですが、
お役所の職員の方々だって
こんなにも
尽力してくださる方々がいらっしゃるのです。
なかなか
面と向かっては
関係してくださる方々に
御礼を伝える機会はありませんが
だからこそ
言葉にして感謝を伝えたい。
この場をお借りして。
O様を先頭に、
都庁の関係各位の皆様が、子供達のために、
休日、夜間と、労を惜しまずに
時間を割いていただきました。
私達の見えない場所でも御尽力頂いた事と思います。
話し合いを重ねて、
一つ一つの問題に真正面から取り組み、
長い時間をかけて、
解決を積み上げて下さったからこその、
今日があります。
都庁の皆様、先生方、関係各位の皆様が
たくさんの手を掛けて
心を掛けて頂いての今日を迎えることができ
一つの解決を見ることが出来ました。
心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
まだまだ課題は多いと思いますが、
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。