2日遅れですがまとめてどばっと。
内村、鶴見連覇 『自分の演技』追求(東京新聞)
内村は完成度勝負!抜群の安定感(SANSPO)
得意種目で確実に得点を伸ばし、苦手種目はミスを犯さない。ただ一人、全6種目で15点台を並べた内村の安定感あふれる演技は、個人総合での世界王者の称号にふさわしかった。
2位に3点以上の大差で最終日を迎えたが「どれだけ自分の演技ができるかが大事」と集中力を保った。課題のあん馬で15・050点を出し、つり輪も着地をぴたりと決めて15・225点。前日は14点台だった2種目をしっかりと底上げした。
ミスが目立った5月の全日本選手権からあん馬と平行棒で演技価値点を下げ、心身ともに「楽になった」。目標の93~94点台に乗せるには難度を上げるのも選択肢だが、美しい体操が信条の21歳は、完成度で勝負する道を選んだ。今後もこの構成で臨むそうで「今日よりもいい演技をしないと、93点には乗らない」と気持ちを引き締める。
2連覇を狙う10月の世界選手権で最大のライバルとなりそうなハンブッヘン(ドイツ)が観戦に訪れていた。「内村は間違いなく世界のトップ。刺激を受ける」。7月のジャパン・カップで、注目の対戦が待っている。
鶴見は自分を緊張させるのが大変(SANSPO)
女子で3度目の優勝を飾った鶴見は大差の展開に「失敗してもいいやという気分になっちゃうので、自分自身を緊張させるのが大変だった」と打ち明けた。
昨年の世界選手権3位のときとほぼ同じ演技構成で圧勝したが「(ことしの)世界選手権ではいい点数はとれない。もっと演技価値点を上げないと」。苦手の跳馬はひねりを1回増やし、段違い平行棒は離れ技を一つ増やす計画で「団体で貢献できるように頑張りたい。段違い平行棒は種目別決勝に残りたい」と意気込んだ。
鶴見圧勝、それでも反省(nikkansports)
朝、気持ちが乗らなかった。「1回ぐらい失敗しても大丈夫かなと思っちゃって」。強すぎて逆に集中力を保つのが難しい。“強くて困っちゃう”悩み。それでも、会場に入れば「自然と引き締まった」と女王の貫禄(かんろく)を発揮した。
1年ほど、同じ構成で演技してきた。それも集中力を欠いた原因にもなった。7月の国際大会ジャパンカップでは「段違い平行棒と跳馬で、新しい技を入れてみたい」と意欲を見せる。目指すのは、09年に続く世界選手権の表彰台だ。
田中兄妹代表 日本体操史上初(中日スポーツ)
兄妹で世界切符 妹「一緒、心強い」兄「良かったです」(asahi.com)
兄妹で体操の世界選手権出場を決めた田中理恵と和仁。13日のNHK杯。昨年は落下した段違い平行棒、平均台の前に立った理恵は「あの時のことが頭をよぎったけど、逃げちゃダメだと自分に言い聞かせた」。今年は落ちずに突破し、初の世界選手権切符を引き寄せた。「お兄ちゃんと一緒に行けるので心強い」。一方、2年連続出場を決めた兄和仁は「妹だけが行って自分が落ちたらシャレにならないと頑張った。良かったですね」。
史上初!和仁&理恵、兄妹世界代表(SANSPO)
理恵は日体大卒業後に教員の道を模索したが、体操への思いを断ち切ることができなかった。周囲の勧めもあり大学院へ進学。兄は妹について「高校までは1年のうち半分は練習していなかった」と振り返るが、「いまは安心してみていられる」。逆に、妹は「お兄ちゃんの演技をみると(兄が)失敗する」と同じ競技会では完全無視を決め込む。女子では決して若くはない23歳での初代表入り。兄妹の固い絆と陰の努力を神様がみていてくれた。
理恵 「自分の演技をしたい。(自分が)頑張れば下の世代も頑張ってくれる」
和仁 「五輪? 今回は理恵と出られるから五輪は(けがで今回の選考会を欠場した)弟(佑典)といきたい」
来年は東京で世界選手権が開かれる。“3兄妹”同時出場へ、そして12年ロンドン五輪へと夢ロードが広がる。