読書しながらメモを取るのは アリかナシか?
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本を読み進めていく時、メモをとりながらという人が少なくない。要点や感想を忘れないうちに書き留めて、自分のモノにしていこうというわけだろうが、結論を先にいうと、本はメモなどとらずに読んだ方がいい。
読書にとって重要なのは、リズムだ。書き手のリズムと読み手のリズムがうまく合ったとき、初めて本はスラスラと読め、内容も頭に入ってくる。興に乗ってくると、目が活字を追うよりも早く、本の内容が頭には言ってくることも珍しくない。これが読書の醍醐味といえるだろう。
ところが、いちいちメモをとっていると、いっこうにリズムに乗れない。
乗りかかっていてもメモを取るとなると、リズムが崩れる。いったんリズムが崩れると、もう一度そのリズムに戻るためには、かなりの時間がかかる。
これは時間のムダであるというだけではない。何度もメモを取ることでリズムを崩すうちに、結局、その本を読み進むことがいやになることも多い。あるいは、最後まで読みきったとしても、とにかく表面上、活字を追っただけ、ということにもなる。メモを取るのは、本を読んだあとでいい。読み終わってからなら、ほんとうに重要なことだけがメモできる。
そのために必要な箇所は、付箋を貼るなり、ページの端を折っておく。
傍線を引く人も多いと思うが、これもタテに引くと時間がかかってリズムが崩れる。たとえば重要な箇所が3行あれば、その1行1行すべてにタテに傍線を引くのではなく、その3行の上にヨコに1本だけ引くのがコツ。これなら一瞬で出来る。
いずれにせよ、読書で大切なのはリズム。リズムを大切にするためには、大いに本を汚したり、傷つけるべきだ。
今日のポイント
読書しながらメモを取るよりも、リズムを大切に。重要なところは線を引く
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