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リスニング力を飛躍的に上達させる方法



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 英語の読み書きはできるが、リスニングが苦手という人が非常に多い。とくに受験秀才にこの手の人が多いようだが、こうした人の中には、英会話のテープを買って、リスニングの勉強をしている人もいるはずだ。

 ところがこの英会話テープ、内容的にはどんなに“初級”でも、ネイティブの話す言葉を聴き取るのはそう簡単ではない。そのため、しばらく聴いてみたが、理解できず、自然に聴かなくなってしまったという人も多いのではないだろうか。

 しかし、ここでやめてしまってはせっかくの投資がムダになる。わからなくても聴きつづけないことには、けっしてリスニング能力は向上しないわけだ。

 リスニング能力を磨くためには“慣れ”しかない。理解しようなどと思わず、BGMのように、とにかく四六時中聴くようにする。そのうちだんだん、一つ一つの単語が聴き取れ、意味が理解できるようになってくる。

 父親の転勤でアメリカの小学校に転校した日本の子供は、最初は相手のいうことがまったくわからなくても、“ある日突然”といった感じで、相手のいうことがわかり、自分でも英語がしゃべれるようになるという。毎日、英語を聴きつづけていれば、そういう劇的な瞬間があなたにも訪れるはずだ。

 また、かつてアメリカ先住民族を対象に、その部族の言葉と英語を両方聴かせ、脳波を測るという実験が行われたことがある。結果がどうなったかというと、部族の言葉は右脳で音楽的に、英語の言葉は左脳で論理的に処理されていたという。すなわち母国語ほど、理屈ではなく音楽のように自然なかたちで受け入れているわけだ。慣れ親しんだ言葉なら、あえて言葉を聴こうとか、理解しようと思う必要はないというわけだ。

 身近な例でも、ビートルズやロックなど洋楽好きの人は、概してリスニング能力は優れているもの。同級生で、ほかの成績はたいしたことないのに、英語の、とくにリスニング力だけは抜群だった音楽好きはいなかっただろうか?あるいは洋画ファンにも、リスニング能力の優れた人は多い。

 彼らも特別勉強したわけではなく、いつも英語のセリフを聴いているうちに、自然と聴き取れるようになったわけだ。

 リスニング能力を向上させたいなら、とにかく意味がわからなくてもいいから、つねに耳に英語が触れる機会を作ることだ。クルマや電車の中では英会話のテープ、今ならデータを聴いて、家ではニュースを2ヶ国語放送で聴く。そんな生活を過ごすうちに、気がつくとネイティブの話す英語がスラスラわかり、あなたの発音もよくなっていくだろう。


今日のポイント

 英語を常に聞く環境に身をおいて、リスニング能力を向上させよう


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