12月27日金曜日
目が痛いと、身体がぼろぼろであるといきなりに。
今日もやらなければならないことが沢山あり、行かなければならない場所もいくつかあるってのに、これは困ったぞ。
とりあえず今は痛過ぎて悲し過ぎて、
もうどうしようもないくらい、沈んでいる。
そのお陰様で大好きな太陽も見上げられないし、
涙すらも出てこない。
でもこの苦しみを乗り越えたら、
アタイはきっと流したい涙を大量に流せ、
心だけはちゃんと浄化され、
次のステップへ進めるだろうか?
ピンチのアタイを、待ってくれる人はいるだろうか?
解らないけれど、
そんな時のアタイは闇夜に浮かぶお月様を見上げながら、
時が経つのも忘れ、
自分が何者であったのかも忘れ、
自分が何をしたかったのかも忘れ、
一人永遠と考えこんでみることにしてみたんだ。
したらふと、思い出した事があったんだ。
今すぐ薬局に行ってまずは目薬を買おうってことに。
どうやらアタイの耳はちゃんと機能しているらしい。
良かった。
本当に良かった。
アタイは今一人心の涙を流し始めたのだった。
完
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