11月20日水曜日
生憎の雨。そして冬将軍到来。
でも寄り添わなきゃ、、
とりあえず、
辛い事、悔しい事、嬉しい事、愉しい事、
いつも一番に伝えたかったはずなのに、
いつも聞けなかったアタイ。

痛い。
とりあえず、
フチ子の事が大好き過ぎて、
いつの頃からどうしたら良いのか解らなくなって仕舞った訳だけれど、
今日もフチ子がそばにいるだけで、
闇夜に浮かぶ月のようなフチ子がそばにいるだけで、アタイの心は不思議と暖かくなってるみたいだ。

とりあえずフチ子。
アタイがこの心でフチ子の事を守る心積もりでおるから、
余り強がらず、余り無理もしないでね。
だって世界中の誰よりも一番好きになってしまった訳だから、
夜になったら二人で慰め、二人で温め会おうではないか。
その時初めて声に出すことにするよ。
と、今朝は聞こえて仕舞う。
とりあえず聞こえた声を筆紙に尽くしたのだった。
完
(書く女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
(珈琲女シリーズ)