10月4日木曜日

今日はシナモンロールの日。
そのせいかシナモンロールが無性に食べたくなって仕舞う。
あの華やかさ、女王様みたいなあの強さとあの冷酷さ。
そして見た目。
全てが美しい。

アタイとシナモンロールとの出逢いはまさに運命だった。

来日も自分の殻に閉じ籠っていたアタイだけれど、
そんな女王様のお陰様で、
アタイはほんのちょっぴり打たれ強くもなってしまった。
そしてそこに隠れた才能があった事も知った。
そしてアタイはそこに興奮と幸福を覚えてしまう。
そんなシナモンロールと初めて逢ったのは、
一体いつの事だっただろうか?
余り思い出せないけれど、
今でもそんなシナモンロールと出逢った場所だけは、
ちゃんと記憶の片隅に残っている。
シナモンロールは安心したかったみたいだ。
アタイをずっと待っていたみたいだ。
シナモンロールを知ったのは、
有名な珈琲店。スターバックスコーヒーJAPAN。
ショーウィンドウの中で、
シナモンロールは来日も来日もアタイを、
嫌アタイだけを待っていたみたいだ。
まるで自分自身の命の全てを捧げるかのように、、、!
等と聞こえて仕舞う。
声の主は恐らくこのフチ子。
フチ子の過去を知った気がし、益々好きになって仕舞う。
そしてちょっとでもフチ子を疑い始めた自分を憎んだ。
とりあえずフチ子の魅力はそこにもあったみたいだ。
完。