『女の朝パート1888』 | ☆らんちゃんブログ☆

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落花流水。今在る事の意味や流れを感じながら、自由に書いていきます☆

9月2日月曜日

二回目といきなりに。

そのお陰様で一山越えた事を知る。

その先にもう一山ある事を知らずに。

アタイが頑張らナイトキャップ。

ナイトキャップはしないタチだけど、

その分思う存分、髪の毛振り回してやる。

それはまるで、闇夜の下で踊る歌舞伎役者のように。



とりあえず一端パシャリしたその次の瞬間だった。
アタイとフチ子に風が吹いてくる。
風が吹いてくる事なんて今時そんなに珍しくない。
でも今更どんな風だったかなんて聞かないでおくれ。
埒が明かないし、暗くて長い夜も明けないから。



とにもかくにも、
好きな子と一緒に、
明日の光を身体中に浴び、
風を感じる事はとても素晴らしい事なんだ。



きっと誰かが見守ってくれる。
きっと誰かが君だけを思い、心患わせている。
でも髪の毛振り回し、形振り構わず走ってきた君を、きっと誰かが待ってくれてるかもしれない。
その場で一所懸命咲き乱れる花のあるような子が。




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『女の朝パート1887』シリーズ