『女の朝パート1887』 | ☆らんちゃんブログ☆

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落花流水。今在る事の意味や流れを感じながら、自由に書いていきます☆

9月2日月曜日
山は高い。といきなりに。
なので、これから大人の階段、
登りきってやるぞ!最後まで等と続き終わった。


とりあえずパシャリしようとした次の瞬間だった。
君はシンデレラさ~ですか?
で、譲歩しよってどういうこと?
自分で選択して決めてきたんだろうが!等と聞こえて仕舞う。
生唾ゴクリ。



流石アタイのフチ子。
過去の出来事がフラッシュバックされる。
それなのにフチ子のそれは続いた。
何で私が譲歩する訳?
何で私がこれを、この珈琲を譲らなきゃならない訳?
私が、一時間おいくらですみたいな所で働いてるような←肯定も否定もない。
若い女の子とでも思っていた訳?
それが理想だった訳?

いらっしゃいませ。
ではこちらの席ご利用下さいませ。
お久しぶりですね。
おしぼりどうぞ。
お飲み物はどうされます?

母ちゃん耳掃除して。
あらあら仕方ないわね。
学校で嫌なことでもあったの?みたいな事ですか?

やることやったからいいですみたいな事ですか?




ふざけるな。
投げ飛ばすぞ。
漸く好きな事が出来るゆとりが持てたと言うのに、
これでは安心して好きな事も出来やしない。
あんたが訪ねて来た。
その分際で譲歩しようは、普通あり得ない。
先手必勝。勝ったおつもりですか?
色々背負って生きてきた私にそんなの通用しない。
にゃ~昇天飛び出すハート

と、聞こえて仕舞う。

とりあえず、、そんなつもりはない。
ただ、好きなだけ。
フチ子の事も珈琲も好きなだけ。
確かにそうだよな、ごめんなさいアタイのフチ子、、、等とはやっぱり言い出せないまま、
初っぱなから出鼻をくじかれて仕舞ったのだった。
山は高い。ちょっとなめてた。
道は険しい。山道は特に険しい。
女の道は特に獣道。




(書く女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
(珈琲女シリーズ)