5月15日水曜日
二回目といきなりに。
とりあえず二回目だろうが三回目だろうが、
二度あることは三度ある。と、そう思う。
もしこれをずっと続けたら変わらぬ愛でないか。
そんなアタイに変わらね愛を無条件で与え、どうか安心させて下さい等と思いながら、
今日も変わらずいつもの事をした。
さっさとパシャリしてと聞こえて仕舞う。
声の主は、産まれたばかりのひよこみたいなこのフチ子か?
だとすればアタイのフチ子はこれから始まるらしい。
フチ子大丈夫。
もう2度と一人ぼっちにはさせないよ。
離したくないんだ、離れたくないんだ、離さないよ。
アタイはそんなフチ子に寄り添ってこれからを生きていきたい。
フチ子自身、これから色んな事が起きるのは承知の上。とっくに覚悟は出来てる等と、普通に応えて仕舞う。
フチ子。
どんな時でもアタイはフチ子のそばにいる。
嫌、そばにいさせて下さい。
完
(書く女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
(珈琲女シリーズ)
『女の朝パート1696』シリーズ