3月22日金曜日
何を思ったのか、
ハーバーはライトが朝日に変わる
その時一羽のかもめがか翔んだ。
かもめが翔んだ~、、かもめが翔んだ~~🕊️。🕊️を口ずさみながら、
今日も変わらずいつもの事をした。
とりあえずパシャリしようとした次の瞬間だった。
当たり前だけれど私は翔べない。
翔んで来いなんて言われたら、
二つ返事で翔んで行くのに。
これまでそうだった筈のに、いきなり何故?
しかし今回も又、立つ鳥跡を濁さず。に直面する。やりきれない。ほっぽり出された赤子みたいに、
一人泣き叫べってか。等と聞こえて仕舞う。
声の主は恐らくこのフチ子。
珍しく出勤前のフチ子と遭遇する。
一体何があったの知らぬが、
気を付けて行ってらっしゃい。
今夜は花金、アタイがそんなフチ子の元へ飛んでいくよ。等としかやっぱり言えなかった。
フチ子、あっちの水は苦いぞこっちの水は甘いぞじゃないけれど、
アタイはフチ子には甘いぞ。
朝っぱらからデレデレになっちゃうよ。
完
(書く女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
(珈琲女シリーズ)