2月27日火曜日
進むも天国退くも天国だ等と想いながら、
今日も変わらずいつもの事をした。
とりあえずパシャリ。
その次の瞬間だった。
ありがとう。恩に着るなんて絶対言わないよ。
と聞こえて仕舞う。
流石アタイのフチ子。拍手一礼。
ありがとう言わなければならないのはアタイの方。
しかし猿も天に登って仕舞うではないか。
アタイは単純に守りたいだけ等と普通に答えている。
とりあえず始まった瞬間諦めなきゃならない。
そんな気がする。
差もなくばただのピーナッツ野郎になりあがりそう。そんなの嫌過ぎる、アタイは普通の人間でいたい等とは口にだせないまま、
最後にパシャリしたのだった。
完
(書く女シリーズ)
(珈琲女シリーズ)
(フチ子シリーズ)