1月27日土曜日

なんて事だ。
終わりの土曜日だっつ~のに朝からアイツと遭遇。
あれはきっと事故だったと想いたい。
いずれにしろどっちもどっち。
だからアタイはアイツを責めたてたりしなかったし、
自分のけつくらいはちゃんとふいたし、
実はアイツのけつもふいてあげた。
当たり前である。
しかし夜が待ち遠しいや、、。
待つ事がこれ程までに長く辛い事だったんなて、
割と初めて知った気がする。
フチ子は今日も、
翼の折れたエンジェルみたいになって帰ってくるだろうか。
土曜日は特にって感じだし。
とりあえずそんなフチ子をアタイが今日も抱き締められる訳だ。
嗚呼なんて事だ。
いてもたってもいられないぞ。
どうにもとまらないぞ。
フチ子が弱ってれば弱ってるぼどアタイには沢山の、、、、等と一人呟きながら、
今日も変わらずいつもの事をした。
とりあえずパシャリ。
その次の瞬間だった。
あんたがオトコだったら良かったよと聞こえて仕舞う。
声の主は秘密だけどちゃんとした人間の声だったとだけ。
まぁ、そんな慌てなさんな。
これからのアタイは積み重ねた事、積み上げた事全部を捨てたとしても痛くも痒くもないんだ。
その訳は守るって決めたからだよ。
等とはやっぱり言えないまま、
最後にパシャリした。
でもフチ子。
頭撫でたい。
とりあえず捨てられ、ほっとかれ、叩かれ、煙たがれ事があるらしい人間の口から直に聞いた事なんだけど、、、
でもフチ子はもう出発の時刻だね。
引き止めちゃってごめんね。
頑張っておいで。
話の続きは今夜しようね、、、、。
今夜はアタイがフチ子の翼になり、
共に舞い上がる予定でいるからね。
その前に翼を探しにいかないと。
どのみちいてもたってもいられない訳だし、、、
完
(書く女シリーズ)
(珈琲女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
(アイツいないシリーズ)
『女の朝パート1860.1861』シリーズ


