1月4日木曜日
始まりなり。といきなりに。
だから酸いも甘いもあって当たり前である。
離さないって決めた。然もなくば色々がおさまらない、、等と、
一人心の中で呟きながら、
今日も変わらずいつもの事をした。
とりあえずパシャリ。
その次の瞬間だった。
私はいつでも待ってます。
だって酸いも甘いも辛いも塩辛いのも苦いのもイケルと思ったんでしょ。
言わせないで。等と聞こえて仕舞う。
声の主は解らなかった。
その訳は色々あったけれど文字通り個人的な理由だった。
最後もパシャリ。
正直、三度目の正直なんてろくなもんじゃないと思っている。
本当の意味で飛ぶのはこれからこれから!等と、
一人性懲りもなく呟やいている。
恐れ知らずのフチ子を手離したくない。
多分うぶなんだと思う。
そこが可愛い。
完
(書く女シリーズ)
(珈琲女シリーズ)
(フチ子シリーズ)