10月24日火曜日
センタクから始まった今日の朝。
太陽の光を身体中に浴びて振り返らずそのまま進めばいい。
アタイがその手を引っ張るから等と一人呟きながら、今日も変わらずいつもの事をした。
とりあえずパシャリ。
そして続いた。
流石アタイのフチ子。
アタイの知らない所でたゆまぬ努力をしており、
実に涙ぐましい。
ベランダにぶら下がった洗濯物みたい。
でもあともう少しだけ詳しい事教えてくれないか?
又直ぐに隠れる。
アタイはちゃんと見てる。
解る人には解るもんだよ、それくらい貴重な存在なんだよ等と一人偉そうに呟いていた。
完
(書く女シリーズ)
(珈琲女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
『女の朝パート1721』シリーズ