9月11日月曜日。
始まりの月曜日。
とりあえず乗ったからにはこれまで通り。
ありがとありがと。
浮腫みパンパンになってる顔にかこつけて、
パンパン👏と２拍手した後、
今日も変わらずいつもの事をした。
その前に一端フチ子の顔がみたい。
ニンマリした。
顔がほころんで仕舞った。
それまで険しい顔をしてたかと思うとおぞましい。
顔もパンパンだし。
フチ子を怖がらせちゃだめ。心配させちゃだめ。
風なんかふかそうならばアタイはただのチンピラ。
アタイはチンピラになりたかったっけ？
たこ殴りにあった時のような顔で、今はパンパンになってるって言うのに。
とりあえず釣った魚に餌を与えないみたいじゃないか。
半殺しになんか出来っこない。
それに又ちょんぼするのかアタイは！
漸く出逢えたんだ。
漸く二人きりになれたんだ。
スト～～ップ！
いい加減黙らんかい。
アタイの珈琲がちっとも見えないでないか？
いつものように叱られて俯く子供のように、
下を向いてておくれよ。
どうせなら廊下にたってろ。バケツに水張ってやろうか？
突風吹き上げ、スカートが捲れて仕舞うかもしれない時のように、
いきなり珈琲女の声が聞こえてきて仕舞う。
因みに珈琲女は珈琲がある場所ならいつどこでも現れる。
男ではない。
男だったらいいのに！と糞真面目に思い、願った事もあったけれど、、、、。
何たって、珈琲の香りを好むみたいだし、珈琲も多分好きみたいだし、、。
それに珈琲女は経験や感情など揺られ、
間違いを起こすことは絶対しないし、
今日みたいに顔がパンパンでもその理由を聞こうとしない。
同じ女だからこそ解りあえるのかもしれない。
それにぎろぎろと除きは混む輩のが気持ち悪。
正解なんてないけど、誤解を招くとかいらない。
それにされたくない。
そして今日は珈琲でないのに現れる。企画外。
とりあえずストップストップ。
恥を知れ恥を。
何だか足枷にもならないような無駄なことを、
いきなり考え始めている。
それはまるで裸電球に群がる虫達の虫みたいでないか。
嫌だ。嫌だ。虫は嫌。
考えただけでお肌や首筋かきむしりたくなってくるでないかい。
どうせかくなら頭や文字のがいい。
絶対いいに決まってる。
何も傷つかないし、誰も傷つかないし、、、。
完
(書く女シリーズ)
(珈琲女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
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こちらも完成(・∀・)👏👏