7月29日土曜日
下らない、つまらない、馬鹿の一つ覚えだ等と言われても無駄な事はないはず、勝手に吠えてろ等と思いながら、
今日も変わらずいつものことをした。
とりあえずパシャリ。
その次の瞬間だった。
勝手に吠えてろは良くないよ。この糞が!
口に出していいことと悪いことがある、この糞が!しかし誰に向かって言ったの?
でもさ、何をそんなに守りたいんだろうね?等と聞こえて仕舞う。
声の主は多分珈琲女。
とりあえず、その次の瞬間だった。
脳が反転しかけた時の記憶が思いがけず甦って仕舞う。
身体が宙に浮かぶような心地よさと言ったら良いのだろうか?
一言で言うと恍惚感。
身体の芯と頭の芯がとろとろ溶け、ふにゃけてゆくようなあの感じ。
身体の隅々にじんわり拡散される。
とりあえず訳あって一時停止。
続きは現場で!とか言っちゃって。
完
(書く女シリーズ)
(ソコ子シリーズ)
(珈琲女シリーズ)