7月24日月曜日
何だか興奮気味であるといきなりに。
おおよその検討はついているからきっと大丈夫と一人呟きながら、
今日も変わらずいつもの事をした。
とりあえずパシャリ。
フチ子は本日不在である。
フチ子を乗せる事に割りと奮闘し、
その後も悪戦苦闘している訳だけど、
そこに見返りはなく、その実どうでもよく、
とりあえず乗せるだけでいちいち興奮していたら、
いずれ総スカンを喰らうに決まってる。
ただの恥さらし。
とりあえず始まりの月曜日は、
静かな朝を迎えたらしい。
そう思いながら再びパシャリしてみたら、
不思議な事が起きた。
いらっしゃいませ。
すみません。
見たら解ると思うのですが今いっぱいいっぱいなんですよ。
お待ち頂けるならば、その間に手についた泥、
何処か他所へ行って洗い流しといてださいませ。
アタイの顔にも看板にも、それ塗られたら、
泥塗られたら、困るんで、、等と聞こえてしまう。
声の主は不明。
とりあえず筆紙に尽くしたのだった。
完
(書く女シリーズ)
(珈琲女シリーズ)
(フチ子いないシリーズ)