7月19日水曜日
二回目。
とりあえず二回目だろうとなんだろうと熱い事に変わりはない。
だからなに?
だからもう一度だけチャンスをくれないか?
頭冷やそうと思ったんだよ、だからアイス珈琲にしたんだ等と一人思いながら、
今日も変わらずいつもの事をした。
とりあえずパシャリ。
そしてその次の瞬間だった。
乾杯。今、君は、人生のおおきな、おおきな、舞台にたち~長渕剛。
とりあえずチャンスはこれまで散々あったし、
好き勝手やってきたほうじゃない?
恵まれたことが解らないの?
頭冷やす?やっとですか?
で、どこ見て言ってるのよ?パンツ?
まったくもうみたいな感じで、
腕なんか組んじゃって。
そこまでして何を守りたいの?
自分の嘘?誤魔化し?冷やかし?
アタイは乗っただけ。
それが普通だから等と聞こえてきてしまう。
フチ子か?
ともすればどこ見てるんだ?
ちょっとひいた。
そしてやんでた風が吹いてきた気がした。
風に煽られストローが横向いちゃったじゃないか。
それなのにフチ子は依然としてピクリともしない。
ただの実力不足だったのかも。
再三再四渡って又同じ過ち。
又しても負け犬は吠える。
何だか昔の自分を見ているようで懐かしさを感じたのかも。
自分しか見てなかったんだ。
威張り、蹴散らし、蜻蛉のように目玉を回し、、、。
一挙両得とか思っちゃって。
でもね、あのね、そのね、
単純に、君の事が、好きになったのは本当なんだ。
寒っ
だからなに?
同じこと何度も言わせんな。
私も好きに決まってるじゃないか。この場所が。
とりあえず、筆紙に尽くした。
完
(書く女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
(アイツシリーズ)
(珈琲女シリーズ)
『女の朝パート1681』シリーズ