7月2日日曜日
ベランダから入るそよ風が心地好か。
とりあえず三回目。
いきなり体勢整える。
とりあえず個人的に好きなワンツーフィニッシュが、
思いの外決まって仕舞いまたしても姿態を晒す事に。
いったい何が起きたのか自分でも解らないけれど、
全ての謎は闇の中?
とりあえず最後に見たフチ子のおかげ様だった。
しかし途方に暮れる程嬉しくて仕方がない今。
この嬉しさを一体全体どの様な言葉で表したら良いのだろう?
筆舌尽くしがたい。
って事はやっぱりある意味健康的で健全である証し。
なんだかんだと、やっぱり辛く痛かった。
あーだこーだ言うゆとりもなく、
間延びするような時間も体力も気力もなく、
やっぱりいつも満たされており、
表でも裏でも何処に行ったとしても、
いつも独りぼっちだったって事は確かだった模様。
今でもそれは変わりはないけれど、
一言つけ加えるならば、
寂しさの形はやっぱり変わらないけれど、
色々とおかげ様しかない。
あの時あの瞬間、侠気溢れるフチ子の飛ばすしぶきが、血しぶきみたいで、アタイの頬を赤く染めてくれた。
右往左往しながらも初めた恋。
幸せの象徴は確か黄色と思う反面、
黄信号では停止しなければならなかった。
悪い癖が出た模様。
どうやら意気がっていたのは、
やんちゃ坊主のアタイだけだったみたいだ。
完
(書く女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
(珈琲女シリーズ)
『女の朝パート1640.1641』シリーズ