4月3日月曜日
始まりの月曜日、しかし終わって仕舞ったんだぁ等と思いながら、
今日も変わらずいつもの事をした。
とりあえずパシャリ。
つけ加えるならばいつもの椅子に座る直前だった。
一体何を思ったのか知らぬがその時ばかりは無我夢中だったみたいだ。
そして一人大はしゃぎしていたのは確かな事。
自分の気持ちに嘘はつけないし、つきたくない。
アタイの心も身体もその全てがフチ子に向かっていた。
もうどうにも止まらなかった。
とりあえず二回目のパシャリ。
前後不覚で、自分勝手だけれど、
次のステップに進む為だった。
自分が蒔いた種。ちゃんと花咲かせなきゃ。
一体全体どんな花が咲くのだろう?
危ない橋を渡る感じが新鮮で、
一人不安や焦燥感等はなかったけれど、
内心狂喜乱舞していた。
そしてフチ子に急接近。
山桜のようなこのフチ子が好きだった。
自然採光しているあの感じに自然と引き込まれ、解放感に溢れた。
そんなフチ子に心も揺らいだ。
そして三回目のパシャリ。
訳あってフチ子と距離をとることにした。
恥ずかしくて辛いけれど、
身の置き場がなくなって仕舞った訳だし、、
もう手ぶらじゃいられないし、、みたいな。
完
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