『女の朝パート1524』 | ☆らんちゃんブログ☆

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落花流水。今在る事の意味や流れを感じながら、自由に書いていきます☆


マグカップを持ち上げ両手で包みこんだ時、

物腰柔らかそうな女、

食い気より色気ある大人の女になれた気がした。

濃厚で上品な大人の味、マンデリン。

特別な日に特別な人と一緒にいかがですか?

今宵はサタデーナイトフィーバーか!!!!?





とりあえずひかれた。
子供は風の子元気の子。風邪ひかない。


とりあえずいいよ。
私もひく、アイラインと口紅を。
間髪いれずにさっとひく。
何たって今日は特別な日。
しかし寝すぎた癖して、飲む気もない癖して、
何で珈琲なんかたいちゃったのだろうって今気がついた。
とりあえずこれあげる。
手塩にかけ、丹精も込め、しかも今日も安定感抜群のこの珈琲を。
とりあえずあなた達の誰かにこれあげる。
ずっと欲しかったんでしょこれ。
ずっと待ち望んでいたのでしょこれ等と一人呟いて、腰をあげた。



とりあえずパシャリパシャリして、

持ち上げたマグカップを一端元に戻すことにした。

したら不思議な事が直ぐ起きた。



その誰かが私の留守の時にやってきたらしい。


目下の問題はフチ子の不在。

ここに来れば会えると思い、色々頑張ってきた。

フチ子と初めてあった場所はここだった、、、

しかし、が、しかし、

底冷えするような寒さと、辛さと、悲しさを乗り越え、僕にも漸く、春がきた事は確実である。

まさに、三度目の正直って感じかも。


だってときめいちゃったんだもん。

だって、お見せ出来ないけれどちゃんと元気ですもん。


しかしフチ子がいなければ何も始まらない。

一体全体どうしたら良いのだろ?





教えてGoogle先生!と聞こえて仕舞う。

不思議だった。

その間の私は、珈琲の前にいなかったしみたいな。

風の便りか?いちいち感謝。








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