8月1日月曜日
始まって仕舞ったのか?まさか!と想いながら、
今日も変わらずいつもの事をした。
思い浮かぶ笑顔があって、
驚き桃の木山椒の木だった。
そして私の頭の上に実が落ちる。パシャリ。
肌も胸も、
けたたましく鳴り響く目覚まし時計のように、
ジリジリと静かな音を立てながら焦がされていた模様。
煙に巻かれたのような、熱風被害みたいなものを、
人知れず、不安を抱えたまま堪えていた模様。
息を殺しかくれんぼ。因みに一人きりでかくれんぼ。
誰か見つけて。
完
(書く女シリーズ)
(珈琲女シリーズ)