3月24日木曜日。4回目。
実は、
走る走る俺た~ちと一人歌を歌いながら、今日もいつもの事をした。
今更ながらだけれど、
今日の曜日、木にも、けつの数字4にも、今のこれ女の朝にも、
爆風スランプと言う名前にも、
その名曲にも、何だか縁があるな、
確か、走る走る俺たちの次は、
流れる汗もそのままにだったけ?
何だか、
これらだけでないけれど、
これまで全てが或る共通した一つのものに貫かれ、共通の足かせに繋がれ、そして見透かせれ、、、結果初志貫徹、、、などと思いながらだった。
その実、嗚呼、日常だった。
パシャリの後、フチ子もソコ子も珈琲女も、
皆一斉に走り出すと思っていたが、
走る、走る、俺たち~と、歌っていたので。
でもそれはただの文字通り飛んで火に入る夏の虫だった。
何故?と思ったのも束の間、
それはあなたが愛されていたからだよ。と聞こえて仕舞う。
えっ、息なり。
嘘をつくな嘘を。何の根拠と情報があって、
その様な非の打ち所がないような事を言う?
醤油、辣油、アイラブユー。
とりあえずいつも、損な役回りばかりさせられ、
虐げられ、見下され、まるで奴隷か玩具扱いされてた、だから私は、それを、、、とフチ子が言う。
相手は過去の自分に向かって。
あの時のフチ子の横顔は確かにきりっと引き締まっていた。
化粧もせず、髪型はいつもツインテール。
横顔は何処と無く慇懃無礼でふてぶてしく、
しかし眩しい位キラキラと輝いていた。
ご多分に漏れず、
何処に言っても年下であり、尚且つ若すぎて、
表舞台も裏舞台も、
そこでの右も左も上も下もその全てが色々解らなかった。そして友達もいなかった。
心も身体も本当にしんどかったと思う。
フチ子は、はなからそれを解ってた、、、。
最後もこうなることを。。
完