2月18日金曜日。
今日のラッキーカラーは緑だな思い、
いつもの茶色をやめてみた。
したら私の目が緑色に染まり、
私の頭の中にあるエの中がいきなり変わった気がした。
とりあえずそんなゆとりが出来た事が純粋に嬉しかった。
しかし一部では糾弾されるべき事であり、
世間一般的に言われる重罪でもあるし、背信行為でもある。
もちろんちゃんと償うし、ちゃんと落とし前だってつける私が一端の大人で漢であればの話しだけど。
とりあえず話はそこまで戻り、
そこまで騒ぎ立てることでもないし、
私が一方的に攻め立てられる必要も、必要経費ばりに全くない。
私は統一されており、茶色だろうが緑色だろうが初めから何も変わってないと一息につく。
とりあえず永きに渡る茶色がかった寂寥感と孤独からの解放は、
私の頬を艶やかな紅色に染めてはくれた。
ただの水分喪失と乾燥で自然にそうなって仕舞っただけだけれど、
孤独に堪えながらも、
毒薬みたいな茶色を守り通していたと言うのは、
私の永きに渡る誇りだった。
そして抱き枕のように、一人それを抱き続け、
気がついたら落ちていた。
それは私だけの秘密と言うか、
しかし、最後は糞となるかもしれないたった一つの私の誇りでもある。
贅沢抹茶ラテって甘いんだなぁ~。
完
(書く女シリーズ)
(珈琲女シリーズ)