12月22日水曜日。
平日のお昼下がり八王子のスタバにやって来た。
御機嫌麗しい八王子の空の下を歩いていたら、
季節が冬で、ここが八王子であるって事を忘れて仕舞う位の陽気に一先ず感謝をしたが、その次の瞬間にはある種の苛立ちを覚えて仕舞った。
どうしようもない。
私の身体は今、ポカポカポカホンタス。
その実思いがけず一昨日LOFTに行く事になり、
その時買ってみた温泉の湯に、文字通り驚き桃の木山椒の木だったらしい。
とりあえず、
今もの凄く満たされているこれは、脆さと儚さが淡さっているからだ。
そしてとりあえずが、もう一回。
ほんの数分前に八王子駅の改札口を降りた時、
軒並み連なったガチャガチャ達が飛び込んできた。
おっと想い、私の好きなやつはないかなぁと想いながら、
さりげなく近づき、見下ろすが、諸行無常の響きありだった。
とりあえず、いつものように諦めが先立つ。
そしていつものように無駄に写真を撮り、
珈琲を飲み始める。
良い加減にセイントクリスマスと聞こえた気がした。
完。
(書く女シリーズ)