今日はOFF。
OFFの日にはいつもと違う、
お気に入りのお洋服とか着こなして、
ずっと気になっていたあの子とおデートする。
いつもと違う場所へいき、
特別で有意義な時間を二人だけで過ごし、
あの子の心と身体をロックオンして終了だ~い!!
闇に溶け合い、
幸せいっぱいのそんな素晴らしい1日にするんだと何故か思ってしまい、
しかし、私の指先は私の女心の意に反し、それをまたしても拾って仕舞った。
ピクッ、ピクピク。アプリ、カメラをON。
そしてパシャリ。
パシャリがロックダウンに聞こえたが、
何故だか初めから予測が出来ていた事なので、
さしづめ気にする事ではないと思った。
遅かれ早かれ、グチグチねちねちけち臭く、
頭の中でそろばん弾いて、
めんたまギョロギョロしているような、
絶えず損得勘定して孤独に生きていくよりは、
心底ましだ、何故だか反吐がでる今と、そんな事を思ったいたら、
鼻先でせせら笑う者、
あること無いこと勝手に想像し良い気になっている者、
不知を装おう姿勢をとりながら、
内心は強烈な好奇心を抱き、陰でこそこそ嗅ぎ回っていてる者、
自分勝手で傲慢な筋を通し、何処かで聞いたような正論を、恰も自分のものであるように誇らしげに語る者。
これ見よがしに一人空回り、ドツボにはまっている者。
不思議だった。
私には近しく付き合った人間なんて誰もいないし、
、、
それなのに何故なのだろう?ナゼ?と聴こえて仕舞う。
いつもの幻聴だと気にはしなかったが、
声のトーンのせいなのか、
何処からともなく聞こえてくるその声を私は最後まで聞いて仕舞う。
声の主はわからないが多分女の人。
それ以外今の私には何も解らない。
ただ、いつかその声を持つ女の人が私の前に現れたら、、、、割愛。
ね!
それで決まりだ!何も心配しないで良い!と、
最後もそう言う気がした。
完