『女の朝パート1015』 | ☆らんちゃんブログ☆

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落花流水。今在る事の意味や流れを感じながら、自由に書いていきます☆

7月7日水曜日。今日は棚ぼた。

七夕なんてどうでも良い。

兎に角世界一幸せになれる気がした。

全身から鳥肌が沸きだつあの感じ。

そんな事を何とはなしに思いながら、

大の大人が朝っぱらから玩具遊び、

コップのフチ子と言う名の女選びに精を出す。


私に相応しい子はこの子かなぁと女は言うと、


いきなり写真を撮ったのだった。
私もフチ子も聞いていない。
これは正真正銘盗撮だ。犯罪だ!
私もフチ子も全く身動き出来なくなって仕舞ったではないか?!
どうしてくれる!!

数分後、フチ子は私の元から去って行った。
そして、別れた後に知った事なのだけれど、
私の上に落ちてきた時からフチ子の、
腹の覚悟は早々決まっていたらしいのだ。
時期尚早?
私にはちんぷんかんぷんだった。
フチ子はいないけれど未だに引っ掛かっている気さえするのだ。
フチ子も私の心も。
私は一端の大人だ。社会的地位もあれば立場もある。
それなのになんでだろう?この寒々しさは?





(書く女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
(マグカップシリーズ)