『女の朝パート995』 | ☆らんちゃんブログ☆

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落花流水。今在る事の意味や流れを感じながら、自由に書いていきます☆

欲しいなんて一言も言ってないのに、

何故私の一番欲しいものが解ったの?!

しかも、、

1️⃣中身がない透明のマグカップ

2️⃣優しくて薫り豊かな珈琲、手筈まで全て完璧。

ソコ子は今夢でも見ているのかしら?!

兎に角幸せ過ぎて堪らないんだけど~!




この子は、私に沢山の夢や幻想、理想を抱かせてくれる。
そのお陰で私の地味だった日常生活は途端に、次第に潤い始めた。
恋は媚薬だと聞いた事があるけれど、
ご多分に漏れずそれと近いのかもしれない。
ソコ子を自分のモノにてしてからというもの、
不思議とこれまでの自分が生きてくると言うか、、。
バラバラだったパズルの、
その最後のピースをおさめる瞬間のワクワクに近いと言うか、、、。
落花流水の情の如く、私とソコ子は運命共同体だ。
絶対手放してたまるか。
ソコ子、聞いて。
あなたが私に嘘さえつかなければ、
私はあなたの事を決して見捨てたりはしない。
あなたが辛い過去を引き摺っていることも私には解る。
沢山の辛酸を舐めてきたことも。
兎に角、贅沢や大きな欲さえ持たなければ、
食いふち繋ぐ位の力が私には今のところはあるから安心して。
それに何でも、お仕事していたらお金は何とかなる世の中よ。

ソコ子、
これは、たら、ればの話だけど、
私達、いつか別の人生を歩み始めるのかもしれない。
でもどんな事があっても私達の関係はずっと続くよ。
きっと私の方が先にお空様々だろうけどね。
だから、珈琲飲みながら、暖をとっている間だけは、私の事だけ見て。
たまには美味しいもの食べて、
たまにはたらふくお酒も飲んで、
そしてお喋り沢山して、、、、。と、
私は一人心の中で呟いていた。
今は錦糸町に向かう電車に揺られている。
もうすぐスカイツリータワー。
最初で最後のスカイツリー。
本当にありがタワー。ずっと触れていたかっタワー。
実の重みで老木の枝がタワんじゃったよー。
ソコ子、そこな。





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