『女の朝パート936』 | ☆らんちゃんブログ☆

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女の朝パート885のバックボーン。



6月5日土曜日。

パシャリの後に部屋がいきなり明るくなり、

実は天使が舞い降りていた。

実際には何の変化も起きていないけどいつもの幻覚だ。




ね~、あなたもその口?

あなた正解よ。

だからもうひと踏ん張りね、頑張って!

大変だったら私が上に行った暁には助けに行くよ!と、

真ん中のフチ子が左のフチ子に言った気がした。

そして、右のフチ子には、

ね~、人間には2種類のタイプがいると思わない?

何度も同じ事を繰り返すタイプと、

心底懲りて仕舞い、心のシャッターを完全に閉ざして仕舞うタイプ。

あなたはどっちだろうね?と、

まるで思い出し笑いをするかのように、

右のフチ子に話しかけていた気がした。

しかしその表情は何処と無く暗く寂しそうだった。


あっ!待ってましたと言わんばかりに、

三人同時に口を揃えてあっ!と叫んだ気がした。

きっとぴーーっが聞こえたのだろう。




続くかも。



(書く女シリーズ)

(フチ子シリーズ)