『女の朝パート900』 | ☆らんちゃんブログ☆

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落花流水。今在る事の意味や流れを感じながら、自由に書いていきます☆

珈琲を飲みながらお話をしていると、

ふとした瞬間に、フチ子の心の声が聞えてくる時がある。

(奥にいるフチ子の声)




今日の声は、

私は良縁に恵まれ結婚した女で~す!

女は若いうちが花?

若いうちの苦労は買ってでもしろ?

は~~~?意味解らな~い。

ある意味、何てオメデタイお言葉なのでしょうか~?

足元見られている事に、

ま、ま、まさかお気づきでないのでしょうか?

あれそこ知らんぷり?

あれ、それツッパリハイスクールロックンロール?

(そして)

舞ってきまぁす!

今日も元気に、コップに舞い降りたら、

フチ子と一緒に珈琲飲みますよ。

花もいけたし、珈琲も出来上がったし、これで幸せだね、だった。


私は頭が痛い。

聞かなくてもいい声が聞こえて仕舞う事や、

フチ子をそう言う目で見てしまうことが。

なんとも解らずマグカップの中にある珈琲を、何も考えず見つめていると、


お~い!蒼井フチ子、

目が游いでますよ。間抜けた顔してますよっ。

間抜けた顔してランランランですか?

知らんぷりはいけないぞっ。

知らんぷりするやつ、

激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム!

花をいけるとか、欲しいもの買うとかそんな言葉や生活とは無縁で、

無縁も去る事ながら、

出口のないトンネルの中を独りぼっち重たい荷物を背負い、

何を考える事なく苦い水ばかり飲み、

塩辛い汗と涙を大量に流しながら独りぼっち歩いてきた私だけれど、

今日から私は幸せになるんだよ。

それもこれもフチ子のお陰様だよ、ありがとう蒼井フチ子!と、

、、、。等と、

傷口に塩を揉み混むような声が、

又してと聞こえてきて仕舞う。

私はこれ以上何の声も聞きたくなかったので、

自分に嘘をつき、とりたくもない写真を無理に撮った。



パシャリ。
何が何だか良く解らないが、
全てがまるく収まったと思った。




(書く女シリーズ)
(フチ子シリーズ)