『女の朝パート894』 | ☆らんちゃんブログ☆

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落花流水。今在る事の意味や流れを感じながら、自由に書いていきます☆


5月25日火曜日

朝、いつもの事をした。
戦闘開始を報せる音、パシャリが鳴り響いた後だった。


(右がフチ子、左がフチ実)

フチ実、今日も珈琲美味しいね。

じめじめしたこの季節があけたら今年も、

ただ暑いだけの夏が来るわね。

無駄に体力奪われて、冷房で身体が可笑しくなって、頭のネジまで緩んで、、、、。

でも私たちは、ちゃんとスポーツクラブに通って、

ボクシングのレッスン受けたりホットピラティスのレッスンを受けたりしたりして、

日頃から身体メンテしてるから、

何もしてないより良いだろうし、きっと大丈夫だよね。

何とか身体の線も保っているし、

ここに入社した時から着ているこの制服だって、

いまでもちゃんと着こなせてる。

世の中は世知辛いし、老化は免れないけれど、

身体は至って健康だ。

兎に角さ、

私たちの婚活は一体いつから始まり、一体いつまで続くのだろうか。

前回もヒットなしだったしね。

だから今年も私はフチ実と一緒って事だね。

今年もビアガーデン行ってぱーっと飲もう。

Mt.フチにある温泉とかもどう?


しかし、食後の飲み物は珈琲に限る!

辛くて悲しい時は苦水飲んできれいさっぱり洗い流しちゃおう!

毒を食らわば皿までだし、とか、一言多い事を言って、

今日も又私の為に珈琲をいれてくれた。

今では食後にフチ実の珈琲がないと、

1日が始まらない体質になっちゃったみたいよ。

ありがとね、フチ実。

(ここからはフチ子の独り言)

フチ実、あんたって女は本当に犠牲精神半端ないよ。

あなたが社内で天使と言われ始めた事を私はちゃんと知っている。

あんたさ、さっきも私に向かって、

然り気無く、不知を装って言ってくれたけど、

毒を食らわば皿までって言葉の意味を私が知らないと想った?

そうよ、私は社内で確かに問題児だった。

凡ミスは繰り返すし、数字は間違えるし、、。

やれって言われてもやらないし、、。

飲み会の席では平気で社長に、その頭ヤバいですよとか言っちゃうし、、、、。

でも仕方がないのよ。

こればかりは理屈じゃない。

理屈じゃないのよ涙は~!はっは~ん!バイ中森明菜。

とりあえず女同士の、あなたにも解るでしょ。

月に一度やってくる天使の贈り物のせいで、

頭は痛くなるし、腰は痛いし、何故かお腹が異常にせりでてくるし、

お腹は焼け火箸のように痛くなるし、

身体はまさに梅雨だし、、、。

でもね、その度にあなたが私の身代わりになり、

やりすぎてくれたもんだから私は今日日まだ会社にしがみついてられるけれど、

優しさと思いやりを破棄間違えて、

良い人面して、何様なのよ!

私はいつの頃からかそれが嫌になってきた。

屈辱感にうちひしがれた。

今でははらわただって煮え繰り返ってる。

鼻持ちならない。

ね~フチ実、また知らんぷり?

ね~フチ実、

今日は何故私の為に珈琲をいれてくれたの?)





(ここからはフチ実の心の声)

フチ子のこの言葉を初めて聞いた時私は信じられなかった。

でも今更どうでも良い。

フチ子が自分の身体の為を想って色々頑張っていたのを私は知っていたから。

自分の身体は自分が一番知っている。

だから私が介入する事ではない。

私が出来る事と言ったらそんな時のフチ子に珈琲をいれるだけ。

フチ子はその辺心得ていたから、私もそれ以上は言わなかったけれど、

そこが良くなかったのかもしれない。

でも今日でそれは終わり。

もう私には関係ないと言ったら嘘になるけれど、

私はこれから新しい人生を、

前の婚活パーティーで出会った人と歩み始めるのだから。

フチ子は不発だったけれど私はヒットしたの。

ヒットされちゃったの!

兎に角、乾杯、今君は人生の、大きな舞台にたち~バイ長渕剛。が約束された身。

兎に角今日私がフチ子に言いたかったのは、

ここを辞めて結婚する事になった事を伝える為だった。実は今お腹に赤ちゃんもいる。

最近は妊婦でもエクササイズするの。

決して不知を装ってる訳じゃない。

こんな事今のフチ子に言えないだけ。

あっ、胎動。







(書く女シリーズ)

(フチ子シリーズ)