『女の朝パート742』 | ☆らんちゃんブログ☆

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落花流水。今在る事の意味や流れを感じながら、自由に書いていきます☆

3月10日水曜日。
朝、いつものように珈琲をたいた。
そしていつものように写真を撮った。



パシャリと言う音が弾けた次の瞬間だった。

おはようございます。
私はコップのフチに舞い降りた孤独な天使、
ぶら下がりフチ子で御座います。
幾多の困難を乗り越えた末、気がついたらこんな状態になっておりました。
フチ子お手上げです。
目が勝手につり上がっちゃうし、頭に血がのぼるし、、、。
まじやる気ないし、ストレスはたまるし、皮膚は垂れ下がるし、
昔はあったモチベーションとか情熱は一体何処に行っちゃったのでしょうね?
とりあえず背中向けて、
ぶら下がっていればそれなりの補償や手当てはあるので別に良いんですけどね、、、、
フチ子はとっくに諦めておりますよ。
ここから下ろされても、、
又別のフチ子があてがわれるだけのだから、、、。
とりあえずここから見える景色はなんて言うのでしょうか?
これまで見た事がないような、夢にも思わなかったようなものに御座います。
ただ、フチ子の背中はどんどん冷えていきます。

と、いつもの幻聴が始まった。
声の主はぶら下がりフチ子。
このフチ子は自分がぶら下がりOLだって事をちゃんと自覚していると思った。
しかし独身である事と中堅である事については不知を装っているのか、
それとも自覚がないのかは解らないけれど、
自ら手をあげていかなければ、
今以上の幸福はないような気がした。
そのうち誰もいなくなる。
それがきっも世の常だ。
とりあえずいつものように聞こえた声を記録した。



(書く女シリーズ)
(フチ子シリーズ)