
’どおでもいいドキュメンタリ-’、。
もしくわ‘’ルポルタージュ‘’。である。
特筆することも、特異なことでもないけれど、
これから先、
手中に握られたその端末をスクロールさせ、
自分の意思で読んで見ようとするのは、
今、このブログを見てる人の、自由
。


途中で退屈してきたり、イライラしてきたら、
この画面を飛ばして良いし、
2度とここに立ち入らなくても大丈夫。
誰も不自由はしないし、
誰にだってその場に相応しい権限もあるのだから、
波風立てず然り気無く居なくなる方が、
互いに救われると言うものだ。
それに(SNSの)世界は本当に広い。
24時間ひっきりなしに動き、
次から次へと新しいものも産み出し続けている。
もっと別の場に、
心をときめかせ、期待に富み、ドキドキさせてくれるような更新がある訳なのだから、
いつまでも踏みとどまらなくて良いとも思う。
時間も血液も、水も空気も、老化もトレンドも音楽すらも全てが絶えまなく流れてるのと同じで





それが自然で、それが世の常と言うもの。
我慢しながら(読み)続けた所で、
ストレスや気疲れ、欲求不満や鬱屈になり、
いずれ、癪の種になる事は、
長年税金を納めてきている大人ならば解る事。
度を越す事は言語道断。
さもなくば、
自分が傷を負うか、又は他者を傷つけるのかのどちらかになるだろう。
自分の力だけでは抱えきれなくなるから、
その種は身体や心の中でいつまでも燻り続けるものだ。
その結果が罵詈雑言や誹謗中傷や暴力。
又はクスリや代償行為。
周りにやじを飛ばし、毒を巻き散らす。
何処に身を置いても心からの満足がないものだから、
不自然な言動を起こすと言うことだ。
終いには弾かれ、除け者扱いだって有り得る。
ただ、完璧な人間なんて世の中の何処にもいない。
一人だけで生きている訳でもない。
その不足を補う為に、運動をしたり、歌を歌ったり、詩を読んだり、身につける物を買ったり、美味しいものを食べたり、おビールを飲んだりするのだろう。
しかし哀しいかな。
自然災害や病気、恋はある時突然おとずれるものだから、何とも言えないし、解らないのは経験が不足している現れだろうか?
この時箱の中の金平糖と言う更新があったのを思い出した。
女は、、、
一人勝手に悪戦苦闘しながらも、
ぞくぞく沸き上がり、震え、
狂喜乱舞している時間の中に、
自分の身があることに快感と安心を覚え、
どこの誰かも解らない人の、
一人ひとりの大切な時間と行動を決して無駄にしたくないとも思っているし、
それに寄って費やしてきた調和がぶち壊されるのもまるで望んでない。
人には人の歴史があるもの。
色んな選択をしたどり着いたのが今日びの自分であり、
それがある時をきっかけに、
同じ場所で向かい合っていたり、
気心知れた関係に成っていたり、
酒を酌み交わしていたりしている



だからこそ、
出逢いって奇跡!
出逢いって素晴らしい!
出逢いって乾杯
と女は想っている。


つけ加えるならば、
女は、これを自分へと挑戦や冒険と思っている節があり、
ただ、今を、楽しみたいだけと思っているから、
だから、羞恥も顧みず、
誤字、脱字があろうと気にも止めず、
稚拙な言葉を並べ、
どうでも良い事を呟いているに過ぎないのだ。
この時『悦楽』と言う更新があったのも思い出した。
ただ、
視界に入らない人が、
動物や人が外界を感知する為に備わった力⏩五感を使い、
画面の前で沈黙を貫きながらも尚もアクセスする人の心情をあれこれ妄想し、
そうでない人が、
楽しみにしてるとか面白いとか言って下さる生の声に対しては、
(多分)無礼ない様に接するよう心掛けていたり、
(多分)過敏に神経を働かせ、勿論謙虚な姿勢で礼も述べつつ、一人想いを寄せ大好きになり、
らんちゃんブログのファンの皆様と、
らんちゃんファンの皆様には、
言い尽くせない程の大きな感謝があるのは、
重ね重ねにはなるけれどこの場を借りてお伝えしたい。
ありがとうございます🙇























始まり始まり👏
★序★
12月7日金曜日。
女の朝はこの日も早かった。
窓の外は暗く、空には満点の星
、

とでも言わないけど、
大小の星達が各々の輝きを放っていた。
冬の訪れを孕んだ冷たい空気に一瞬身震いするものの、
女はたっぷりとそれを吸い込んだ。
弛んでいた内臓がキュンと引き締まる感じがした。
髪を結い気合いを入れた気になるとお台所へ向かった。
時刻は間もなく4時30分。
完璧にはいかないけど、
ワタシは主婦で、シェフでないからいいの。
いつものようにどうでも良いことを一人呟くと、
いつもの手順で家事と雑事をこなしていった。
それよりも、フレディーマーキュリーだった。
何となく映画『ボヘミアンラプソディー』を観た時から、
女の地味な日常にはちょっとした変化が起きていた。
フレディーマーキュリー。
女にとって彼の事がなくてはならない大切な存在となってしまっていたのだ。
女の頭の片隅に執拗にこびつりつき、
忘れようと懸命に努めてもそれは無駄な努力でしかなかった。
出逢ってしまったこの運命

溢れるこの想い



膨れ上がるこの心





心が日増しに苦しくなるばかりで女はこの出逢いを呪ったりもした。
女の怨念とはいつの時代も恐ろしい。
特にこの女は、、、。
とりあえず、
お台所の片隅にスマフォを置き、
YouTubeから彼の曲を流し始めると、
がらんどうしていたお台所と女の心に生気がみなぎってくるのであった。
鉛色の空が割け、その隙間から黄金色の光が降り落ちてきた気がした。
こんなワタシにもスポットライトが照らされた!?
スポットライトは万人に当てられるものではないはずだ!
女は誰もいないお台所で一人微笑んでいた。
薄気味悪いけれど、
実際のところ、人は脆弱な生き物かもしれない。
色々な事を正当化し、都合よく解釈しなければ一人では生けていく事が出来ない。
その脆弱さに対抗出来るのは、最早言うまでもなかろう。
お台所や家事、雑事の後の、それからは、
女は宅トレもしていた。
実を言うと数ヶ月続いている。
宅トレと言っても簡単なストレッチ程で、
汗をかく事も、息を切らす事も、筋肉をしごく事もしない。
毎日もしない。
かつては、朝ランもしていた事もあったが、
いつの頃からか退けた、、、
チーン。

とりあえず、対象が何であれ、
やるかやらないかは自分の気持ちの問題であり、
成果とか期待もなく、
容貌や肉体や年齢の問題でもない。
称賛されるべきでもない事も解っている。
一日のちょっとした時間に身体を動かして過ごす。
激しくきついのは長く続けられるものでない、と言うのは誰もが解っている事だ。
日常に溶け込むまで根気強く耐えてみるか、
やっぱり合わないと思い止めてみるか、
もしくわ見方を変えてみるとかして、
又、違う選択をすれば良いだけの事。
本当の意味で、元気よく、威勢良く、立ち上がる 事の出来る時間は極めて少ないし限られていると思うから、
(RANBOXみたいに⏪宣伝
)時々で力を入れたり抜いたりして、歩く速度で、自分のペースでいいと思うんだ。

女は歩くスピードでと言う更新があった事も思い出した。
朝のちょっとした時間に宅トレをして過ごす選択を女はしているだけであった。
とりあえず一通りこなした女。
自分の為だけに自分で淹れた、
出来たての珈琲を飲みながら、
満足と言う微風が体内を通り抜ける心地よさを感じた。
途端に、そろり、そろりと首がもたげられ、
一人でうつつ抜かし始めるのだった。
新しい珈琲メーカーの使い勝手の良さも良いし、
生きてる実感があるって素晴らしいなぁ。
正に、今のこれが、その瞬間ではないか!
喜びの渦に震えた女は、生き物の本能が目覚めたのか、
狼のような咆哮に変わり、一人家の中で、
世界の中心での心情になり叫び始めたのであった。
もしかしたら、
この後には世界が一変されるような出来事や出逢いがあるかもしれない!
もしかしたら、又違う人生がこんなワタシにも用意されているかもしれない!
なのにワタシはここで踏み留まっていいのだろうか?
頑張って辿り着いた珈琲タイムの今だけど、
そこがワタシの終着駅だったろうか??
いくら健康で気丈な人でも、
懸命にやってきたことに対し、
期待や見返りを求め始めたら、
それは本末転倒になると言うもの。
太陽の当たらない所で気持ちだけが燻り続け、
怒りや憤り、妬みや憎みと言った気持ちに変わり、それはいずれ身体に異変を起こすと言うものだ。
病は気からと言う昔からの教えがあるではないか。。
ぶつぶつ、ぶつぶつ、ぶつぶつ、、。
一人どうでも良いことを呟いてた女は、
何を思ったのかは解らないが、
いきなり立ち上がったのだった



女は感無量だった。
★二★
色々な言い訳を考え、答えを出した女。
腹が決まると目的もなく喫茶店スタバへ向かった。
いつもそうだ。
根拠もないし、正解も、何もないのに、
女の頭の中は複雑に絡み合った糸くずがいつも溢れいる。
それらを消して仕舞いたいあらわれなのか、
それとも核心や真実を知りたいだけなのかも解らないけれど、
いつの頃からか一人果てしない妄想を繰り広げるようになっていった。
馬鹿馬鹿しい事と思っているけれど、
今ならはっきりと解る事があった。
そうでもしないと、
ワタシは生きてこれなかったんだ。
そこがワタシの唯一の居場所だったんだ。。。
一瞬女の顔に暗い影がさす。
小さな胸がちくっとするものの、
あれらの記憶は遠くの彼方に追いやり施錠した筈だから、
もう止めよう。
太陽も出てきたし、
本来世の中とは明るいものなのだ。
とりあえず、
この日の朝も素晴らしいと思える瞬間が女には度々訪れていた。
★三★

心からウキウキし、
そんな足取りでスタバに来た女。
最近発売されたタンブラーを買おうかどうか悩んでいるのが最近の悩みの種だけど、
今のところ、この日もそれは店頭に並んでいた。
横目で確認しながらも、
可愛いけれど差ほど人気ではないのかと思った。
とりあえず小腹が空いていたので、
食べ物が先☺️となり、
欲しいタンブラーは遠くへ追いやることにした。
オーダーしたのはホットデリボックスローストチキン✨と珈琲。
くるひもくるひも、珈琲とスコーンしかオーダーしない女にとっては、
目先の憧れであった一つのスタバフードを手にしたことに、沸き上がる幸せを感じた。
690円とちょっとお高いけれど、
この日はreward チケットの使用で無料でゲットしていた。
予想外の美味しさに女はペロリと平らげたのであった。
咀嚼され小さく砕かれた固形物が、
ゆっくりと時間をかけながら身体に吸収される。
小さな粒子達が肉体の一部となり、
自分のものとして一体化してゆく心地よさに内臓が踊っているようだった。
脈々と流れる血の巡りは女の身体を更に熱くした。
ホットデリボックスローストチキンを食べた女。
色っぽさのかけらもないけれど
みるみる内に頬が紅潮していった。
正常に機能しているワタシの身体。
どうでも良いことを呟けるワタシのスタバ時間。
何倍にも膨れ上がった歓喜の渦が女を優しく包んでいるかのようだった。
この時、動悸や息切れ、めまいに近い症状が突然あらわたけれど、
これは中年以降の新たな出逢いだと思って、
女は気にしなかった。
★四★
小腹を満たした女が次に向かったのは映画館。
ちょうど一週間前に観た映画『ボヘミアンラプソディー』を又観る為だ。
一回目より二回目と、女は思った。
一回目より何度心が震えたか計り知れない。
映画館の椅子に同じように腰を降ろし、
又同じ物を見て、耳で聞いている事に変わりはない。
なのに、何だろうかこの痺れと震えは。。。
以前にも増して膨れ上がっている。
女はヤバいと思った。
自分の意思ではコントロールが不可能なこの事態。
思い当たる事がある女は、この日も、
重ねてこう思った。
身体と心は正直で密接に結びついている。
フレディーマーキュリー氏に惚れてしまった女。
惚れて通えば千里も一里。
この諺が思い浮かんだ女は、錯綜する思考を整理し始めたのだった。
この諺の意味は、
恋人に逢いに行く為には千里の通い道のりも、一里にしか感じない程苦にならないと言う意味を持つ。
しかしこれは表向きだ。
好きな事をする為には、
千里を歩けるような強い足腰とその姿勢が必要不可欠であり、
その為には続ける気力や日々の積み重ね、
いわゆる基礎体力が大事と言う事の教えだと思う。
良い事も悪い事も、酸いも甘いも、
結果と言うものは目に見える形として後からついてくる筈だ。
目で見れる事。
耳で聞ける事。
肌を感じれる事。
鼻を効かせられる事。
舌で味わえる事。
これら人間の五感が総動員され、
その後に起こるのが心の震えであり(筋肉の震えであり)
それを感動(拳動👊)と言うのではなかろうか?
無駄を寄せず(脂肪をつけず)
一瞬にして夢を叶えられるような。。。。
儚いなぁ。。。
女は初恋に似た錯乱状態に陥っていた。
喉の渇きを感じ神経が踊り狂っているようだった。
フレディーマーキュリー最高!
ボヘミアンラプソディー超感動!!
その興奮を沈める為、
女が次に向かったのはここ☝️だった。
冷たいおビールとたこ焼き。
女の大好きな組み合わせだった。
女は幸せの梢にいた。
夢か現か幻か?!と想いながら一人にまにましていた。
何度も訪れる口(内来)福を味わいながら、
『小さなアパート』やこれまでの更新が、
女の目の前に突然フラッシュフィルムのように現れては消えていった。
女は泣き崩れそうになった。
いくら手を伸ばしても、空を切るだけで、
ワタシは何も掴むことが出来ていない。
そしてついに、
ワタシは幻覚まで見るようになってしまったのだ。。
ガーン(完)
らんちゃんブログファンの皆様と、
らんちゃんファンの皆様。
最後までありがとうございました。
三日前の土曜日の朝から書き始め、
レッスンの合間や家事の合間に書いてました。