甲子園
高校野球のウラ話をひとつ
最終回
敗戦濃厚なチームは
最後のバッターに代打を送る。
背番号が2桁の3年生か、ケガででれなかった元レギュラーの選手だ。
これは控え選手に最後に甲子園のグランドに立たせてやりたいという監督の計らいだ。
そして
その気持ちを汲み取り
球審はバッターボックスに緊張とともに頭を下げて入る控え選手に、一旦
ボックスを外すよう促す。
そして
ゆっくりサイドポケットから小さなホウキを取り出し
ホームベースをゆっくり掃くのだ。
時間にして数秒
ここに球審の思いやりがある。
最後の勇姿を
ご両親、ご親族らへ一秒でも長くみてあげてと
何気なく時間をかせいでいる。
本当の優しさ
それは隠れたところにある。
そういうのが粋で
本当の優しさなのだ。
キミにもそれが伝わればいいな。
流人
