淀みないやわらかい川の流れに


















歪んだ自分像が映し出されたから















傷つけたくなって












無性に壊したくなって









足元に転がったコンクリートの欠片を






おもむろにつかみ上げ








頭の上まで持ち上げて













そのやさしい流れに









突き刺すように叩きつけた。















どうだとばかりに投げ捨ててやった。













一瞬






バシャっ






とそのキレイな表面に穴をあけることができて










自分がぐしゃぐしゃに砕けたんだけど












思ったのもつかの間










さっきの僕の行動を









嘲笑うかのように










清らかに








まるでなにも起こらなかったかのように













川は流れている















変わらぬ速さで流れてる。
















歪んだ僕を映し出しながら。













僕の反抗など















取るに足らない。













流人





*画像はお借りしました。