前回まででイグニッショントリガー を少しいじくって実験のような事をしました。

結果はさておき、ちゃんと走れるようにするためちゃんと修理します!




イグニッショントリガー内部にあるホールセンサーが故障しているので、修理のためにエンデュララストのリペアキットを購入しました。


キットにはセンサーの他に、ガバナ用スプリングとOリングが入っています





ホールセンサーは純正のものと同じような形状です

CYHME301という型番を調べるとデータシートを確認できます





順番に分解していきます





蓋の部分のネジは、よくプラスと勘違いされがちなポジドライブなので注意です

プラスでも回りますが噛み合いが悪いのですぐに舐めてしまいます





ガバナスプリングを外さないと中身が抜けないので先にスプリングを外しておきます





スプリングの脱着には極小のピックがあればかなり楽になります


これはgoot(太洋電機産業)のソルダーアシストSA-10というセットに入っているうちの1本です

昔自作LEDをよく作っていた時に購入していたものですが、こんなところで役立つとは思いませんでした。





新旧比較です

センサーと台座部分をまるごと下の部品に交換します





見た目は純正と結構違いますが、作りはしっかりしています





内部のガバナ機構は清掃し、必要箇所にのみ注油します





調整軸になる部分の赤色のプラスチック製ブッシュが摩耗しています。

1つは千切れかけており、このままの使用は難しいです…


あまりこの部品には触れられていないのか、情報が全然出て来ませんでしたが、単体部品も無いので良さそうなものを探しました





刺さる部分のシャフト径は3.6mm

内径、外形やフランジ径すべてがドンピシャのものは見つけられませんでした。





内径以外は同じ大きさのこの部品を購入

重要なのは可動部に触れる外側だと思うので、内径を軸に合わせて拡大します。


元の部品はわかりませんが、購入したのは無給油軸受で基本的に注油は不要なので、耐久性に期待できます。





ピッタリ取り付けできました

後は元通り組み付けしていきます





せっかく付属しているのでガバナ用スプリングも付属品に交換しておきます





組み付けは難なく終わり、車体へ組み付け!

点火タイミングを調整して終了です


せっかくなので、正常な状態でのイグニッショントリガー から出ている信号を測定します





信号測定した結果、デジタル信号出力の様で(ハイ/ロー出力)、このようなちゃんとした矩形波が出ていました。

(写真はアイドリング時の状態)


正常な信号をやっと把握出来たので、今後トラブルが起きても対処しやすくなるでしょう。





参考までに測ってみましたが、イグニッショントリガー の信号ラインで、アナログテスターで電圧測定を行った際の動きです

(間違えてDC30Vレンジで測定しています。分かりにくくてすみません…)

手動でクランクシャフトを回しても出力(オンオフ切り替え)していることがわかると思います。





ついでに過去未交換であろう、イグニッションコントロールユニットも交換しておきます

今は大丈夫でも、突然故障するのは嫌なので予防整備です



交換するのはイグニッショントリガーのリペアキットと同じエンデュララスト製のものです





純正と入れ替えして終了!





これにて車体側はほとんど作業完了です!

車体側は細かい所や乗れるようになってから修正するつもりの部分を残すだけとなりました。


バラしてからは長い道のりで、ついにここまできましたが、これからサイドカー側の作業が続きます…


2輪ならもう乗れそうですが、そうはいかないのでまだまだ頑張ります!




次回からはほとんど手付かずのこっちを進めていきます!