30 | hinata BLOG

hinata BLOG

お花や詩ナド

死の決断を迫られた時、
ひとは生きる。

結局、この手に残らないものばかりで、
全て儚い。

自分さえも、信用ならない。

罪から生まれて、罪に塗れて、罪に集られ死ぬ。

そう人生のシナリオが決まっていたら、憐れである。


自分の罪観を問う。

私は果たして、何処まで復活できるのだろう。

色んなひとの手を借りて、お世話になりながらも

生きてゆくのは自分自身である。
これから乗り越えるべき山や谷の道程を見ると、孤独に苛まれる。


私は決して、物事を深く考える方ではない。
いつも楽観的で、自ら穴に嵌る阿呆である。
要領を得ず、自分の気持ちに素直である。
善悪を無視し、直ぐに罪を行おうとする。
楽しければよいのである。


自分の中に在る矛盾性とは、ずっと闘っている。
頭と心とは、別の生き物である事を感じる。
自分で解決するのは、とても難しい。
それは自分が矛盾しているからだ。
結局は、自己中心なのである。



愛について、様々な問題がある。
この為に、何度倒れて、何度死に、何度息を吹き返しながら、生きてきただろう。



何度出会い、傷ついたかわからない。どの程度を愛と呼ぶのだろう。永遠に続かなかった愛は、幻である。
自分が造った空想の庭で、眼を瞑ったまま、あまりにも多くのものを失いながら、箒を振り回し遊んできた。


自分の人生を賭す程、愛したかったのか。全てが、嘘で、儚かった。夢をみていたようだ。



今こそ、自己を否定し、感謝しよう。



これから、逆に路を辿る。
今は、孤独と憂鬱としんどさしかない。
しかし人生は、思い通りに成ると信じる。
大切なのは、永遠なのか永遠ではないのか。
それで、自由になれるかどうかが決まる。