何この切ない感じ。
自分から、『おやすみなさい』メールを送ってしまった。
芸能人ではない、現実の人。
彼がすきなバンドの歌声が有線で流れると、あなたを思い、ドキドキする。うっとり浸る。なんか喉が渇く。
あなたが掛けてくれた言葉が、私の全体を包み込んで、血を流す心臓を優しく止血してくれているよう。温かくて、頭を撫でて貰っているみたい。思わず〝にゃーん〟と、鳴いてしまいそう、、。
今まで、強い私しか見せられないと思っていた。
小さくうずくまる私を大きく拡げた手で、何もかも、私に棘があっても、体中穴だらけでも、真っ黒に焼け焦げていても、目が白黒しても、異臭を放っていても、倒れて動かなくなっても、あなたは見捨てずに拾って、抱き締めてくれると思う。
そして、静かに葬ってくれると思う。
あなたなら、と思えるの。
あなたがそう感じさせてくれたの。
ありがとう。