イエスを銀貨30枚で売った“裏切り者”で知られるイスカリオテのユダ。
しかしユダはあまりにも可哀想な人物である事は知られていない。
当時ユダはイエス様のお財布を預かる会計係だった。イエス様もユダに信頼を置いていた。
ユダはイエス様の為に頭を下げながら必死に献金を集めていた。
けれど、イエス様はすぐに人々に分け与える為ユダにパン買って来いとか言った。
「俺がイエス様の為に集めた金なのにイエス様は全然知らんの人の為にすぐに使ってしまわれようとする」
集めてもすぐに金は飛び、イエス様がしてくる要求もはんぱない。
昼夜ユダは献金を集めて廻らなければならなかった。
頭を抱えたユダだったが、イエス様を裏切ろうとは思っていなかった。
ある日、お役人に声を掛けられた。
「どの方がイエス様だ?教えてくれたら銀貨30枚やるよ。」
お金をやると言われ、お金が欲しかったユダは、どの方がイエス様か教えてしまった。まさか結果イエス様を売る事になるとは思わなかった。
だから後悔し、自殺した。
銀貨にも手を付けなかった。
何故教えただけで銀貨30枚なのか
怪しいと気付いて尋ねるべきだった。
騙されやすいあたしは
こんな事日常あり得る。
メシアの側近である弟子の立場のどんなに重たい事か。自分の一挙手一投足が歴史を変える。
そんな心構えで日々の生活を送っていきたい。
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