何億年かけて
あなたが興味を示しそうなもの
あたしを感じてくれそうなもの
用意したの
あなたに喜ばれたくて
あたしの事知ってほしくて
あなたと話すきっかけがほしくて
プチヒーローになりたくて
あなたが愛しい事を伝えたくて
あなたの笑顔賛美だめ出し
どんな形でも
あなたがあたしの目の前にいて
笑ってくれる瞬間を夢みた
なのにそれが奪われた
誰かは『きれい』と言って持ち去った
それで芸術品を作るひとも居た
また奪い合いの闘争も起こった
誰かは興味がなくて川に捨てた
誰かはその為にひとを殺した
あたしが用意したものは
愛されなくなった
ただの物となった
けどあなたは知らないでしょ
差出人はあたしで
本当はあなたに受け取ってほしかったって事
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