長い長い川のようなプールで
人々は行水を楽しんでいた。
川の水面には,色彩々の花びらが散らばり中でも真っ赤な花びらのゾーンは美しい。
上にはウォータースライダーがあり、友達が遊んでいる。
川上から下っていく。婚約者を探すのだ。何故か母も一緒だ。これは結婚する為の試練だ。
人々をよけながら花びらを崩さないよう泳いでいく。
はしゃぐ人々の中に日焼けしたそのひとを発見した。その両親に「あなたしかいない！」と喜ばれ結婚に至った。
新しい街には巨大なクッキーのオブジェがビルの前に幾体も建てられていた。オブジェの顔を食べた人々ゎまた新しく巨大なかわいい顔をしたクッキーを焼き、クレーンで吊り上げ、次のひとの為に飾り付けている。それは“為に生きる”という街の文化を象徴したものだった。
そんな街の一角に新しい教会が建てられた。夜には屋根や庭の植木の電飾が光り,教会を明るく照らしている。白い教会の内にも外にもポインセチアに似た赤い花が飾られている。心を反映したような教会を待ち望んだ人々は歓声を上げ万歳をした。
2人は式を挙げ妻はやがて身籠った。母親の胎内は小宇宙であり、胎児の額や首、手足や臍、背中には太陽や金星等の小さな惑星がついていた。エコーで見ると胎児の動きや角度により、それが一直線に並んだのが確認された。医師はそれはとても珍しい現象と評価し「美しい」と賞賛した。
デザインの神は人間に万物にはない創造性を与え賜われた。
With faith and pride
An only beautiful thing
Let's make it together.