ぼくの毎日の出来事を淡々と綴るということ。 -26ページ目

小説家はどこから物語を持ってくるのでしょうか。自分の内側から持ってくるのでしょうか。それとも自分の外側から持ってくるのでしょうか。あるいはそのどちらでもないどこでもないところから降って湧いてくるのでしょうか。ぼくには今のところわかりません。

自分の内側から物語を生み出す場合、当然のことながら自分の内側には物語を生み出す源泉のようなものがなくてはならないでしょう。その源泉は一つよりも二つ二つよりも三つある方がいいということは間違っていないと思います。

ではそういったものを無限に(そう無限にです)増やしていくにはどうすればいいのでしょう。

いまぱっと思いつくのが、多くの多種多様な情報を取り入れるということです。ただしひとつ条件があります。それはその情報が自分の興味をそそるものであるということです。「あ、これはなんかいいぞ」とか「これはすごいな」などと感じるものでなければならないと思います。

逆に360度見渡して、片っ端から吸い取っていった情報はすぐに体の外に出ていってしまうか、体の中で消えてなくなってしまうでしょう。

自分の心に多少なりとも響いた情報だけが、自分の心にそのまま居座ります。そしてそれらの情報が単独でもしくは組み合わされて、物語へと昇華していきます。

ではどうすればそういった情報が見つけられるのでしょうか。

抽象的に答えるのであれば、自分の周りの隅々に目を配ることです。その際「なにか面白そうなものはないか」などと探求心を抱くことが大事ではないかと思います。

具体的に答えるとなると、いま思いつくのは、新聞、テレビ、人ごみ(渋谷とか銀座とかね)、本、インターネットなどです。

どんなにお金がなくても人ごみ(もしくは人々)を見つけることはできるのではないでしょうか。そういったものから物語の源泉たるいろんな情報をあなたの体の中にしみこませましょう。