USD/HKDのレートが最高値圏にあります。ところで、USD/HKDは、レートがあがる(為替差益が増える)と、嬉しくないという不思議な組み合わせです。


 その理由は、レートがあがると、買い増しするために必要なマージンが大きくなるからです。つまり、ホンコン政府が保証する最低レート、7.75との乖離が大きくなり、その分、大きく安全率を見込んだ上で買い増しを行わなければならなくなるのです。


 マージンの拡大による複利効果の減少が、如何にに打撃が大きいか、エクセルで計算してみてください。目玉が飛び出るほどの差が生まれていますよ。


   日付   4/6
   使用ペア USD/HKD
   使用業者 FXonline & アトランティック・トレード

   現在のポジション        622@7.7986 (前回比 - )
   算定基準現在レート           7.8169 (前回比 +  0.0062)
   1日あたりスワップ額       + 15,384 (前回比 -)
   総損益               +4,059,435 (前回比 + 770,894)

今日は日曜日なので、スワップ分だけプラスです。

 当ブログでは、木曜朝の3倍スワップデーは加算せず、土、日に振り分けて加算していきます。



 ところで、現在私は、622万USドル(日本円で7億3千3百万円相当)を保持していると同時に、4858.2554万香港ドル(日本円で7億3千万円相当)の借金をしているわけです。

 この差額300万が差益となっているわけですが、これはB/Sで表すと、普通ならとてつもなく危険な状態です。自己資本比率1.1%、デッドエクイティレシオ85.9倍・・・Σ(゚д゚;)。

 健全な企業ならありえない数字です。あの借金大好き企業ソフトバンクでさえ、自己資本比率は13.42%なのですから!

 この(傍目には)超スリリングな財政状況、これは、低ボラティリティのUSD/HKDだからこそ演出できるマジックなのです。


   日付   3/25
   使用ペア USD/HKD
   使用業者 FXonline & アトランティック・トレード

   現在のポジション        622@7.7986 (前日比 - )
   算定基準現在レート           7.8107 (前日比 - )
   1日あたりスワップ額       + 15,384 (前日比 - )
   総損益               +3,303,925 (前日比 + 15,384)



 USD/HKDの管理と運用計画を立てる際、B/S(貸借対照表)、P/L(損益計算書)等の財務諸表・財務分析の知識が大いに役に立ちました。「会計にちょっと興味があるけど、難しそうで・・・。」というレベルの初心者の方には、まず以下↓の2冊を読むことをお奨めします。財表の意味を楽しく知ることが出来ます。


小堺 桂悦郎
なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学
小堺 桂悦郎
なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?~決算書編~誰も教えてくれなかった!裏会計学その2

 2日目までは、この連載が始まる前までの過程を書いてきましたが、ちょっとここで小休止。続きはまた気が向いたら書きます。

 今日は、現在のポジションについて少し詳細に記述してみましょう。これからもどんどん細かいデータを増やしていきますので、参考になれば幸いです。リクエストもお待ちしております。



   日付   3/24
   使用ペア USD/HKD
   使用業者 FXonline & アトランティック・トレード

   現在のポジション        622@7.7986 (前日比 + 1@7.8094)
   算定基準現在レート           7.8107 (前日比 +  0.0009)
   1日あたりスワップ額       + 15,384 (前日比 +      21)
   総損益               +3,288,541(前日比 + 104,787)