アメリカの口腔外科医
昨日はDr. バック・リーのご紹介をしたので、今日はもうすこし突っ込んだお話を。
本プログラムの講師を務める口腔外科専門医はバック・リー助教授とデニス・デューク・ヤマシタ教授の2名です。
さて、現在、アメリカで口腔外科専門医になるには、まず歯学部を卒業したあと、2年間、口腔外科の研修医をして、しかる後に医学部の3年生に編入、これを卒業してダブルドクターになった後、さらに一般外科医として、全身を切った貼ったの研修(2年間)を修了する必要があります。
(ただ例外はありまして、医学部に行かずに4年で専門医を取る課程もありますが、やはり全身を扱えたほうが口腔外科医としては有利ですから、ダブルドクター課程に行く人が多いようですね。)
バック・リーもUSCの歯学部を卒業した後、オレゴンの医学部を卒業して口腔外科医になったダブルドクター(DDS/MD)です。
まだ40代半ばの若さですが、助教授としてUSCが主催する各種インプラントコースのメイン・インストラクターとして活発に活動されています。
彼は非常にフレンドリーな男ですし、多くの受講生の先生方と同年代ということで、受講される先生方とも肩肘張らない友人感覚で末永く付き合える人物だと思います。
もう一人の講師が、わたくしの敬愛するデニス・デューク・ヤマシタ教授
彼はUSC口腔外科教授およびロサンゼルス病院口腔外科医長として30年以上にわたって活躍されている方です。
バック・リーはインプラントが専門ですが、Dr.ヤマシタは顎顔面領域の外傷、とくに銃創修復の世界的な権威なんですね。
(ロサンゼルス病院は場所柄、顔面を銃でふっとばされて担ぎ込まれるブラザーが多くって・・・。まあ、いろいろあるわけです。)
しかし、このDr.ヤマシタはその腕ももちろんですが、とにかく人格者なんですよ。
本プログラムの講師選定にあたっては、学識はもとより講師の「性格」も最重要課題におきました。
あまり言葉の通じない日本人歯科医相手に1年間講義するわけですから、キレない、かんしゃくを起こさないは当たり前ですが、講師のほうから積極的に受講生の先生方と交わろうとしてくれるフレンドリーな性格、さらには将来的にも日本の先生方の見方になってくれる面倒見のよさ、ということを重視して講師を選定したのですが、そういう点で、このDr.ヤマシタはリストのトップに上がった方でした。
本プログラムを通じて彼のような人格者の知遇を得ることができる、ということは先生方の歯科医としてのキャリアでほんとうに大きな財産になることと思いますよ。

