マイクロスコープとルーペ
今日は、USCクリニックにおける拡大鏡について。
USCのクリニックでは、学生も教官も大学院生も、何らかの形でマイクロスコープかルーペを使っていますが、
現在のアメリカの歯科の状況を考えると、当たり前のことといえます。
彼女は学部2年生でまだマネキン実習ですが、3.5倍のルーペに光源(ライト・ソース)を付けて実習をしています。
このライト・ソースは実はいわくがありまして・・・。
これは、USCの学生が作って、商品化したやつなんですよ。
サージテルその他の会社が売っているやつは、価格が高いし、重量があるし、ってことで、この学生が自分の親父さん(エンジニアとの事)と共同で開発したのが、このライト・ソース。
たいていのループにワンタッチで付けることができて、かつ重量も軽い、価格も200ドル程度、ということで、USCの学生さんにバカ売れした勢いを駆って、今年からカリフォルニアのデンタルショーにも出品してかなりの利益を得ているとの事。
他の2年生も一様にルーペを使っております。
衛生士科のクリニックでも、学生さんはみんなルーペを使っています。
エンドの大学院のクリニックでは、当然マイクロスコープを使っています。
手探りで治療するならともかく、基本的には「見えるものしか治療できない」と言うことは事実であり、ループ、マイクロスコープを使わないことで、治療の精度がどれだけ雑になっているか、
そして何よりもアメリカでは衛生士学校の学生でも「これなしには治療できない」と考えている、ということを鑑みると、
まだ使っていない先生方は、プログラムが始まるまでに、(マイクロスコープとは言いませんが)せめてループをお使いになり始める事をお勧めします。
ループに関しての質問がある方は、また個別にメールでもくださいませ。
