15年前の今日がどんな空だったのか


私はもう朧げにしか思い出すことができない


ただ東北はまだ寒くって


とにかく無事でいて欲しいとだけ必死に祈っていた


誰に祈っていたのだろう


神も仏もないと思うのに


誰にぶつけようのない怒りと悲しみ、苛立ちに押しつぶされそうになりながら


人を超越した力に頼りたくなるそんな気持ちでいた



あの日たくさんのものを失った


たくさんの愛する人を失った


自然の偉大な力の前に私たちはなす術もなく両手を挙げた



それでも私たちは生きて行く


それでも私たちは