【14日のデート】
~episode⑤~
宣言通り、規定速度で走ること約2時間。
わざわざ規定速度でって入れなくても良かったよね?
道路には車の流れというものがありまして
流れに乗れていない車ほど危ないものはないんだが…
○○
「あ、よかった」
「無事に着きましたね」
(T-T*)よかったよかった…
和人
「あぁ。ありがとな」
「長いこと運転して疲れただろ」
○○
「いえいえ、全然平気です」
絶対平気なわけがない!!
山並みの見える道路を抜けてやってきたのは、工房と展示会場の傍の駐車場。
○○
「わぁ、結構お客さん来てるみたい……車、そこに停めますね」
話しながらハンドルを切り、駐車スペースにバックで車を入れる。
駐車場はバックで入れたら出るときにぶつけます
○○
「……」
(あれ、斜めになっちゃうな……)
○○
「待ってくださいね」
窓を開け、振り返りながら切り返す。
運転歴○○年の私はサイドミラーを見て出来ます!!
でも根性が曲がっているから車も曲がります(笑)
○○
「……」
和人
「ダメか?ちょっと貸してみ」
○○
「は、はい」
和人さんは助手席から片手を伸ばし、後ろを見ながら器用にハンドルを操る。
これされると、アクセルの踏み具合が難しいんだよね
和人
「よし、そのままゆっくりアクセルを踏んでくれ」
○○
「はい」
ハンドルを任せている間に、車はきちんとスペースに納まる。
(すごい。和人さん、運転上手だもんね)
(横からハンドル取られるの、教習所以来……)
至近距離で目が合う。
(……)
和人
「……何見てるんだ?サイドブレーキ」
○○
「あ。はい、教官」
指示通りサイドブレーキを引いて、私と和人さんは展示場の建物へ向かった。
教官はスルー(笑)
こんな時の和人さんてクールだよ…
――――――――
会場に入ると、思ったより広々としていてたくさんの焼き物が並べられていた。
○○
「へぇ、素敵……」
「あ、展示しているのって作家さんの作品だけじゃないんですね」
和人
「展示会組んでいるのは奥さんらしいが」
「その人が集めるのも好きらしい」
○○
「なるほど。解説が面白いですね」
「視点がユニークで」
和人さんとゆっくり見て回りながら、持ち込んだ鉛筆でメモを取る。
勉強を兼ねている私に和人さんは何も言わない。
(*'ω'*)......ん?
何も言わないのは当たり前じゃないの?
何か言って欲しかったの?
(というか、そもそもその為にデートコースを選んでくれたくらいだし……)
和人
「……」
静かな空間。
他の来場客は、見る限り年配のご夫婦が多いようだ。
(デートでこういう所に来る人って、そんなにいないよね)
(趣味が合わなきゃいけないし……)
(今回も素敵な展示だな)
(和人さん、センスいいなぁ……)
展示した人のセンスもあるかと思いますが…
和人
「……ん?どうした?」
○○
「いえ」
「この器、柄がすごくいいですね」
「お抹茶がよく似合いそう」
なぜお抹茶?
お抹茶立てたことあったっけ?
和人
「そうだな」
「こういうのって、偶然こういう模様になるんだよな……」
聞こえるのは板張りの床が軋む小さな音と、感想を話し合う密かなささやき。
美術館独特の、知的な緊張感が心地良いい。
私と和人さんもその中に混じり、ゆるやかに流れる時間を楽しんだ。
♪゜・*:.。. .。.:*・♪゜・*:.。. .。.:*・♪
久々に運転した人が2時間運転して元気なわけがない(笑)
すっげー気疲れしてるはずだよ。
他人の車だし…
このストーリー考えた人って
免許を持っていないのかしら?
和人さんの車の保険も気になって仕方ない(笑)
みんなが和人さんの車を運転すると
想定しての保険をかけてあるのかしら?
どれだけいい管理人なんだよ。
ヒロインだけが運転するんじゃなくて、
せめて和人さんと交代で運転して行って欲しかったな~