今日は名古屋から父に来てもらってサロンのDIYのお手伝いをしてもらいました。
メインは、襖の張り替え
私のこだわった柄は襖の幅よりも短く、柄と柄を合わせなくてはいけないので少しテクニックが必要
父は私から見るとDIYが、割と得意な方でいつも頼ってしまう。
満室だったお客様の片付けをしながら父に襖の説明をして昼頃サロンから民宿に戻ってきた父は眉間にシワを寄せて
『ありゃー、お父さんには無理だ』
『えー、そーなの？？あの襖だけやって欲しかったんだけど…残念だゎ』
『どー考えても素人にはできんと思う』
『そう？？できそうな気がするけど』
『いゃー、難しいぞ』
父は、昔から完璧主義で、完璧にできそうもないと無理だ、無理だを連発する
昔は、イライラしながら、やってよ！と言って喧嘩っぽくなってたけど、今回は、私がやって欲しかったとフラットに伝えただけ。
心の底では、できても、出来なくてもいいや
それがある
そして、何より、父はやってくれる
そんな信頼が私の中にいつもある
ぶつぶつ文句は言うけれども、いつも、完璧にやってくれるのが父だったりする
お昼ご飯も上の空で、手を空中に動かしてあーでもない、こーでもないと言っている
そして、次は私にこー言ってきた
『なんで、お前、あんな壁紙、選んだんだ！』
『えっ！？あれが1番気に入った柄と色だったから』
ただ、それだけ
はりやすさとか値段とかは一切考えない
それは、どーにでもなる
私はそう思いながら同時にこうも思った
（🤣🤣🤣おっ、さっきは、自分ができないことを自責してた感じがあったけど、今度は他責なのか？？笑）
って、なんだか、ちょっと笑えてきた。
だから
私があんな壁紙選んだのが悪い
はる技術がない私は駄目
とかいう自責も
できない父が悪い
とかいう他責もない
ただ、できないかもしれないっていう現実が目の前にあるだけのこと。
最後に一言
『やっぱり、無理だゎ』
と父が私に言ってきたので
『めっちゃ、綺麗にはれなくてもいいよ。手伝うし。ダメならダメでいいよ。下手だけど、私も頑張ればはれると思うから』
そう言いながら、自分でやる覚悟も固めつつ
15分後
『やっぱり、できるわ！やってみるわ！手伝ってほしいところがあるで、ちょっと来て』
不安をひとしきり出した後、父は、望みに向かって、真っ直ぐに走り出してくれた。
私は、それについていくだけ。
断然、私が1人で頑張るより、いつだって上手くいく
そして、今回も、やっぱり綺麗に完璧に襖をはってくれた。
完璧な仕上がり❤️
可愛く『わーい、お父さんさん、ありがとう🥰』
なんて言えない自分のことを責めなくなった。
『すごい、きれいにはれたね。よかった』
無表情にぶっきらぼうに言い放つ私
それが精一杯の父に対しての私の感謝の言葉
でも、心は、めちゃめちゃ、ホカホカだった
『やったー🙌やったー🙌』
って私の中の私がジャンプして喜んでた
親の前では、素直になれないのが私
でも
親は、私が唯一、ぶっきらぼうな態度のままでも許してくれる存在
ぶっきらぼうな私を愛してくれる存在
表情や言い方はもう、どうだっていい
私が私のままいられることが1番大事
それを教えてくれるのは父だったりするのかもしれない
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