朝、じぃじが長男に言った一言
『今日も自転車のるのかね？？』
長男はポカン😯？？
昨日、うちから2kmくらいの場所にあるかもめ売店でタコ饅頭をかって来る時に自転車を使った長男は、そのまま自転車を出しっぱなしのままだったらしい。
その会話を聞いた私が人のことなのにムッときた。
出しっぱなしだから、しまってね
と言えばいいのに、なんで、そんな遠回しにいうんだろ？？
はい、【疑い】の感情。
だから、とっさに私から出た言葉は
『それって、嫌味じゃない？？』
なんだか、そこから、胸くそ悪い感じが続く私。なんか、ズレてる。
じぃちゃんのせいじゃない。
私がズレてる。私はどうしたかったのか？？
その時は、ムッとしたから、そのまま出した。昔は、ムッとしても、言えなかったから、成長したと言えば成長してるけど…
なんか、違う
そんなことを考えながら、お客さんの片付けをしていくうちに、なんだか、もやもやの中から顔を出しかけた答え。
1人になろう
そう決めて、今日、ご予約のマッサージの準備をしにサロンへ。
私、このサロン空間が大好きで、ここに来て心をいつも取り戻す。
ひっそりと準備を進めていると…
潜在意識からトスが上がってくるだよね。
ぽーーーんって。
あっ！そうか🤭
私、じぃじが自転車を片付けない長男を責めてるって感じたんだ。
そして、可愛い長男を責めないでほしいって守ろうとしたんだ。
だから、私がじぃじに言い返した。
でもさ、そうじゃない。
じぃじは、じぃじの言い分があったはず。
定年過ぎたお爺さんが、可愛い孫のために買ってあげたギア付きのマウンテンバイク。家でゲームばっかりやってる長男に、少しでも外に出て遊んでほしい。そんな願いもあったのかもしれない。自転車なんかに使わずに、自分が美味しいもの食べることだってできるのに、ちゃんと、いつも、孫の誕生日にプレゼントを用意してくれるじぃじ。
・大切に使ってほしい
・外で遊んでほしい
・可愛い孫のために
・長く使えるようにいい物をプレゼントしたい
いろんな想いや願いも込めて買った自転車が出しっぱなしにされているのを目撃したら
なんだか、自分の気持ちまでも、粗末に扱われている気分になるのは否めないのかもしれない。
なんか、じぃちゃんに悪いことしちゃったなぁーって私が感じて。
すぐに、長男に伝えにいった。
長男は、ゲームしながら私の話を聞く
『ねぇ、じぃちゃんさ、あおしのこと大好きだから、カッコいい自転車、奮発して買ってくれたんだよ。』
『だからさ、やっぱり、ママは、あおしに自転車片付けてほしいんだよね。出しっぱなしにすると、壊されたり、サビて悪くなったりするからさーー』
『んーーーー、ママが片付けてよ』
『ママが片付けるのは簡単なんだけどさぁ、じぃじはあおしに自転車を大切にしてほしいと思ってるとママは思う』
『いつでもいいから。自分のタイミングでいいから、自分で片付けてほしいな』
『…………』
そう伝えて、後は、本人に任せた。
私もすっかりそんな会話をしたことを忘れていたころ
『ママーーー、歯が取れた🦷』
と言って、台所にきた長男。
痛みもないみたいだし、血も止まってるから、うんうん、大丈夫🙆♀️
自宅に帰ろうとした長男がドアを閉めた時、あっ！そうじゃん！と思い出す私。
『あおしーーー、あれあれ。せっかく、下に降りてきたから、やったら？？』
と言いながら、外を指さす私。
『あっ！』
とニヤニヤしながら、そうだ、そうだ、そうだった。と外へ走りだす長男。
自転車🚲片付け❗️しゅーりょーーーー📣
・親がコントロールしてやらせる
・子どもの心に蓋をさせて、外側からの正しさで行動させる
たしかに、こっちの方が親の躾としては正解なのかもしれない。
だけど、そうすることは、そのままの子どもを受け入れず、否定することとイコールとなる。
自分の気持ちに蓋をして、正しいことをやれ
自転車を片付け忘れたオマエは悪い子だ
それを何度も何度も繰り返しているうちに、自分の意見が言えない子、間違ったことをやっている子を責めたり、大人にちくったりする子、自分に自信がない子に育ってしまう。
うちの子も、まさに、そうやって育ててきちゃってさぁー😭
いや、そんなことより、本音を見ようよ。
じぃじの可愛い孫への想いを見ようょ
それをちゃんと見つめれば、自分の気持ちも蓋をせず、じぃじの気持ちも汲み取って、ベストな方法にたどりつけるはず。
まだ、今は、すぐには動けない長男だけど、きっと、何度も何度もチューニングしていくうちに、本音で、さっと動けれるようになることを信じて。
頭と心が一致した行動が取れる子に育てていきたい。
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